※表示価格は本体価格(税抜き)です。

新しく出た本 2021年9月

絵本/3〜4歳から

ポッポポーン

たまむら さちこ 作、絵

白泉社 ¥1200

あおぞら組の今日のおやつは、先生が子どもたちの目の前で作ってくれるポップコーン。ポンポンと勢いよくはぜてポップコーンの出来上がり。でも、お皿にちゃんとはぜなかったものがポツンと残っていました。「これポッポポーンのたねじゃない?」。みんなはそれを庭に蒔きました。すると次の日…。想像力がどんどんふくらむ楽しい絵本です。

 

絵本/4〜5歳から

チリとチリリ よるのおはなし

どい かや 作、絵

アリス館 ¥1200

夕方、森の方からおはやしが聞こえてきたので、チリとチリリの二人は自転車に乗って出かけて行きました。森の入り口にはドリンクスタンドがあって、黒猫がおつきみドリンクを振舞っていました。それを飲んだ二人に、しっぽやひげが生えてきて…。なんとも不思議な森の一夜のお話、柔らかい色調で描かれた絵本。シリーズ第8作です。

 

絵本/4〜5歳から

オニのサラリーマン じごく・ごくらく運動会

富安陽子 文、大島妙子 絵

福音館書店 ¥1400

天高くオニ肥ゆる秋? 今年もやってきました、恒例の地獄vs極楽の運動会。地獄のオニたちと極楽の仏様たちの真剣勝負に火ぶたが切って落とされました。玉入れ、綱引き、騎馬戦と競技はオーソドックス。でも、出ている方々は超個性的。はてさて、どんな戦いになることやら。人気シリーズ第4弾です!

 

読み物/小学低学年から

キダマッチ先生! 6 先生 ヘソを曲げる

今井恭子 作、岡本 順 絵

BL出版 ¥1300

のんびりと朝ごはんを楽しんでいたカエルのキダマッチ先生。そこにやってきた今日最初の患者さんは一日中花の蜜を集めて羽を痛めたミツバチでした。その次にやってきたのはヘビ。脱皮した皮がきれいに取れないとのこと。早速診察した先生ですが、ヘビのいやーな視線を感じて…。さて、キダマッチ先生はどうなっちゃう?

絵本/小学低学年から

パイロット マイルズ

J. バーニンガム & H. オクセンバリー  絵、B. サラマン 文

BL出版 ¥1500

2019年に亡くなったバーニンガムさんの最後の絵本です。病床にあった彼は最後まで仕上げることは出来ず、妻のオクセンバリーさんに託しました。彼のスケッチとイラストも使われ、バーニンガムらしさを残しつつ、でもいつもの彼の洒脱なユーモアというより感動的な美しいストーリーになっていて、様々な思いが胸に湧いて来ます。

読み物/小学高学年から

黄色の夏の日

高楼方子 作、木村彩子 画

福音館書店 ¥1800

中学の美術部に所属する景介はスケッチする場所を探すうちに不思議な雰囲気を持つ洋館を見つけました。ふとしたきっかけで、そこに住む老女と言葉を交わし、家の中へと招き入れられた景介。その庭で彼が見かけたのは美しい一人の少女でした。そして、彼にとって不思議なひと夏が始まるのでした。一体少女は誰なのか? 実在するのか? 謎に包まれた物語から目が離せなくなります。


新しく出た本 2021年8月

絵本/5〜6歳から

いちにちだじゃれ

ふくべあきひろ 作、かわしまななえ 絵

PHP研究所 ¥1400

だじゃれって面白いよな〜、なんか言いたくなっちゃうんだよな〜。そうだ、僕もだじゃれになってみよう! ネコがねころぶ、ハエがはえ〜、トイレにいっといれ、うふふ、だじゃれは言うのも面白いけど、なってみるのも面白いな。大人気のいちにちシリーズに新刊登場しました。あなたはどんなだじゃれになってみたい?

 

絵本/4〜5歳から

れいちゃんの きせつのせいかつえほん

すとうあさえ 文、高橋和枝 絵 

のら書店 ¥1500 

れいちゃんは、お父さんお母さん、妹の四人家族です。れいちゃん家族の一年を通しての生活を描きながら、季節の行事を分かりやすく紹介していきます。自分のごくごく身近にある小さな自然の中にも四季はあり、それに触れることで感性は育っていく、そんなことを気づかせてくれる絵本です。

 

絵本/4〜5歳から

ふしぎな月

富安陽子 文、吉田尚令 絵 

理論社 ¥1500 

夜空に不思議な月がのぼりました。月の光をあびて、虫たちは妖精になり、魚たちは夜空へのぼり、月の下を泳ぎ回ります。そして、眠っていた赤ちゃんも目を覚まし、夜空を飛び回ります。この不思議な月の光は地球の隅々を照らします。この世が、人々が闇に沈まぬように。不安な世の中に差し込む一筋の光のような暖かさを持つ絵本です。

 

絵本/小学高学年から

街どろぼう

junaida 作、絵

福音館書店 ¥1500

ある大きな山のてっぺんに巨人が一人で暮らしていました。巨人は長い間一人きりでさびしく暮らしていました。ある日、ふもとの街に降りて行き、家を一軒盗んで、自分の住む山のてっぺんに運びました。その後、巨人は次々とふもとの家を山に運ぶのですが、さびしさは募るばかりで…。『の』『Michi』で独特の世界を描き出した作者の新刊です。

 

絵本/小学低学年から

ぼくは川のように話す

J. スコット 文、S. スミス 絵、原田 勝 訳

偕成社 ¥1600 

この絵本の作者は、子どもの頃吃音があり、うまく話せず、辛い思いをしていたそうです。そんな時、お父さんが川へ連れて行き、「ほら、川の水を見てみろ、あれがお前の話し方だ」と言ったことばがとても彼を勇気づけたようです。流れのままに、自分のままに。そうあることが大切だと優しく教えてくれる絵本です。

 

写真絵本/4〜5歳から

きのこ のこのこ ふしぎのこ

白水 貴 監修

ひさかたチャイルド ¥1300

きのこは好きですか? しいたけ、しめじ、えのきだけ、まいたけ、いろんな種類のきのこがありますよね。この絵本では、そういった身近なきのこから、野生のきのこまで、どんな風に育って、どんな風に殖えていくかなど、きのこのあれこれを詳しく紹介しています。これを読んできのこ博士になろう!


新しく出た本 2021年7月

絵本/4〜5歳から

はげたかのオーランドー

T. ウンゲラー 作、こみやゆう 訳 

好学社 ¥1600 

メキシコに住むはげたかオーランドーは、ある日、倒れている男性を見つけました。持ち物を見てみると家族の写真が。これはなんとかしなければ。いろいろな人に聞いてみると、男性はアメリカに家族がいることがわかり、オーランドーはアメリカまで飛んでいくことに! 無事家族の元へ行くことができるのでしょうか? 50年近く前に出た絵本の初邦訳です。

 

絵本/4〜5歳から

ほらふきカールおじさん トルコへいく

斉藤 洋 作、高畠 純 絵

講談社 ¥1500

カールおじさんは、いろんな国に行って信じられないような冒険をたくさんしています。でも、おじさんの話はあまりにも凄すぎて、聞いた人は、ほら話なんじゃないの?なんて思ってしまいます。でもおじさんは今まで一度もほらをふいたことがないのが自慢だとか。前回はロシアでしたが今回はトルコ。またまたまさかの連続。でも本当なんだって…??

 

写真絵本/4〜5歳から

学校が大好き アクバルくん

長倉洋海 写真、文

アリス館 ¥1400

アクバルくんはアフガニスタンの山の中にある小学校に通う男の子です。険しい道を1時間以上かけて歩いて来る子もいます。アクバルくんの学校に通う生徒はみんな学校が大好き。とびきりの笑顔で集まります。勉強だって一生懸命。先生の言うことを真剣に聞いている様子が写真から伝わってきます。こんな風にみんなが笑顔で通えるのは平和な証拠。こんな日が続いてほしいです。

 

読み物/小学低学年から

トムと3時の小人

たかどのほうこ 作、平澤朋子 絵

ポプラ社 ¥1380

僕はある日、お母さんと一緒に小さなアンティークショップに行ったんだ。そこで一冊の本がぼくの目にとまった。赤い表紙で、金色のくるくるした文字で「トムと3時の小人 下」って書いてあった。なんとなく読みたいって思ったけど、お母さんが急に帰るって言い出して…。一冊の本と少年をめぐるちょっと不思議な物語です。

 

読み物/小学中学年から

妖怪一家の時間旅行

富安陽子 作、山村浩二 絵

理論社 ¥1300

ある夏の新月の夜、妖怪一家はお弁当を持って岩戸平にピクニックに行くことにしました。目的地に到着した一行はさっそくお弁当を広げ、さあ食べようとしたところ、おにぎりが転がって地面に開いた小さな穴に落っこちて、それを追いかけたやまんばおばあちゃんも穴の中に。さあ大変、どうなるおばあちゃん! 人気シリーズの10巻目の登場です。

 

読み物/小学中学年から

ここではない、どこか遠くへ

本田有明 作、みなはむ 絵 

小峰書店 ¥1400 

小学6年の夏、同じような家庭環境、同じような悩みを持つ同級生4人は、自分たちだけでそれぞれが思う「夢の場所」へ出かけようと計画を立てました。北陸のとある街を出発し、東京、千葉、松島、そして富士山に名古屋。子どもだけのどきどきわくわくの3泊4日。果たしてどんな旅になるのか…。夏休みにぜひ読んで欲しい一冊です。

 


待望の復刊 2021年6月

絵本/2〜3歳から

だれのじてんしゃ

高畠 純 作、絵

フレーベル館 ¥1200

高畠純さんの初期の代表作で、三四郎店長のCDでも人気の絵本。ヘンテコな自転車が次々と出てきて、どんな動物の自転車かな?と推理する楽しい絵本です。

新しく出た本 2021年6月

絵本/4〜5歳から

わたしのかみがた

樋勝朋巳 作、絵 

ブロンズ新社 ¥1300 

私はちょっと変わった髪型をしています。でも、こうなるまでにはいろいろあったのです。髪を長く伸ばしていろんな色に染めてみたり、短くしたり…。パーマをかけたらもじゃもじゃになっちゃって、ショックだったけど、小鳥が私の髪の毛に止まってくれたの。自分らしく、自分の好きなようにどんな髪型だっていいんです。そんなメッセージがこめられた絵本です。

絵本/4〜5歳から

ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!

キューライス 作、絵

白泉社 ¥1200

人気シリーズ第3弾。うさぎの親分ドン・ウッサは寝る前にコーヒーをたっぷり飲んでしまったのでなかなか眠れません。子分のうさぎたちはなんとかして親分に眠ってもらおうとあの手この手を考えます。ゆりかごを作ったり、綿あめでベッドを作ったり、野原で寝たり…。果たして親分は無事眠りにつけるでしょうか?

写真絵本/4〜5歳から

みてみて! クオッカ

福田豊文 写真、なかのひろみ 文、埼玉県こども動物自然公園 監修

ほるぷ出版 ¥1400

クオッカは口角が上がっていて、にっこり笑ったみたいに見えるので、世界一幸せな動物と言われています。元々はオーストラリアに住む動物で、日本では埼玉県の動物園にいます。そのクオッカの生態を詳しく紹介してくれるのがこの本です。幸せそうなクオッカたちに癒されてください。

絵本/4〜5歳から

お月さんのシャーベット

ペク・ヒナ 作、長谷川義史 訳

ブロンズ新社 ¥1400

ものすごく暑い夜のこと。何やらぽたぽたと音がします。その音に気づいたおばあちゃんが外を見てみると、なんとあまりの暑さにお月さんが溶け出していた。おばあちゃんはたらいを手に外に出てお月さんのしずくを受け止めて部屋に戻ると、それでシャーベットを作ったのです。『天女銭湯』などの作者の新刊です。

読み物/小学中学年から

正吉とヤギ

塩野米松 文、矢吹申彦 絵

福音館書店 ¥1400

南の島に暮らす6歳の正吉の元に子ヤギがやってきました。父も兄も戦場へ行き、母は出稼ぎに行っていて寂しい思いをしていた正吉は大喜び。祖父と共にヤギの小屋を作ったり、散歩に連れて行ったりと懸命に世話をしました。しかし、平穏な日々に戦争の影は忍び寄り、正吉は集団疎開へ行くことに…。作者の静かな怒りが込められた渾身の物語です。

レシピ本/大人向け

スパイスカレー新手法

水野仁輔 著

パイインターナショナル ¥2000

夏です。カレーです。カレーと言えば市販の固形ルーを買ってきてという方が多いと思いますが、たまにはふんだんにスパイス使って本格的に作ってみたいと思いませんか? そこでお役に立つのがこの本。なんだか難しそう? いえいえ大丈夫。案ずるより生むが易し。あなたもスパイスカレーに挑戦してみませんか?


新しく出た本 2021年5月

絵本/3〜4歳から

もりの100かいだてのいえ

いわいとしお 作、絵

偕成社 ¥1200

森の近くに住んでいるオトちゃんは見たことのない花を見つけました。その花からきれいな音が聞こえたので、オトちゃんはどんどん森の奥へ。すると、一本の大きな木にたどりつきました。その木には扉があってオトちゃんは中へと。そこはいろんな動物が暮らす不思議な木なのでした。人気シリーズの第5弾です。

絵本/4〜5歳から

どんめくり

やぎたみこ 作、絵

ブロンズ新社 ¥1400

カツ丼、もりそば、カレーライス、ページをめくるとどんどん出てくる美味しそうな食べ物。この絵本、ページが上下に分かれていて、それをめくると、たぬきライス、かっぱ丼、おにそばなど、不思議な食べ物になります。組み合わせはなんと241種類。食べ物以外もいろいろ登場します。

絵本/5〜6歳から

ぼくのがっこう

鈴木のりたけ 作、絵

PHP研究所 ¥1300

朝起きて、用意をして、さあ学校へ出かけましょう。でもいつも同じ学校じゃつまらない。たまには違う学校へ行ってみたいな。たとえば入口に滝のある学校や、廊下が全部ぐにゃぐにゃになってる学校。机も椅子もいろいろあるほうがいいな。たまには生徒が先生やるのも悪くない。あなたはどんな学校がいいかな? 探し絵も楽しい人気シリーズの最新刊です。

読みもの/小学低学年から

すてきなひとりぼっち

なかがわちひろ作、絵

のら書店 ¥1500

少しだけクラスで孤独な思いを抱えていた男の子。誰かに言いたいけど言えない。そんな気持ちを引きずりながら家に帰ると、家には誰もいない。さらに落ちこむ男の子。でも、意を決して商店街へお母さんを探しに行くと、次々いろんな人が男の子の周りに集まってきて、声をかけてくれました。人と人とのつながりは孤独な時ほど身にしみてくるものです。

読みもの/小学高学年から

チョコレートのおみやげ

岡田 淳 文、植田 真 絵

BL出版 ¥1500

私は休みの日にお母さんの妹のみこおばさんと神戸に遊びに行き、お母さんにチョコレートを買った。同じものをもう一つ買って公園のベンチでおばさんと食べたその時、「時間がとけていくみたい」と言ってからおばさん不思議な話を始めたのだった…。一人の男とにわとりのちょっと切ない物語をどうぞお楽しみください。

絵本/小学高学年から

アインシュタイン

時をかけるネズミの大冒険

T. クールマン 作、金原瑞人 訳 

ブロンズ新社 ¥2500 

楽しみにしていたチーズフェアに行くためスイスのベルンまで出かけた一匹のネズミ。着いてみるとなんと会場は空っぽ。1日日にちを間違えてしまったのです。「昨日にもどることはできないか」必死に考えるネズミは、時計屋や著名な科学者が働いていたと聞いた特許局などを回り、なんとものすごいものを発明してしまうのでした。それはいったい? 時空を超えた壮大な物語です。


新しく出た本 2021年4月

絵本/3〜4歳から

なあなあ、あそぼ〜!

さいとうしのぶ 作、絵

岩崎書店 ¥1300

ひろわれてきた子ネコ。そこの家の女の子ととても仲良し。でも、女の子が大きくなるにつれ、だんだん遊んでもらえなくなり、ある日、遊んで〜とまとわりついた時に、間違えて女の子をひっかいてしまいました。ネコは自分がやったことに驚いて家出をすることに。知り合いになったネコにネコの国へつれて行ってもらうのですが…。ちょっぴり切ないお話です。

絵本/3〜4歳から

あきらがあけてあげるから

ヨシタケシンスケ 作、絵

PHP研究所 ¥1000

ぼくはくやしい。チョコが食べたいのに、ぼくは袋を開けられない。どうひっぱっても開かない。だから、くやしいけどお母さんに頼むしかないんだ。よし、ぼくは大きくなったら、いろんなモノを開けられる人を目指すんだ! 小さな男の子の、自分でやりたい、でもできない、というジレンマをユーモラスに描いています。大人気ヨシタケさんの新刊です。

絵本/5〜6歳から

ふまんばかりのメシュカおばさん

C. チャップマン 作、A. ローベル 絵、こみやゆう訳

好学社 ¥1600

昔、ヘーマーという村に毎日毎日不満ばかり言っているメシュカというおばさんが住んでいました。誰と会っても、家のこと、息子のこと、口をついて出るのは不満不満! そんなある日、朝起きたメシュカの舌がちくっと痛みました。それから、メシュカの身に次々と恐ろしいことが起こり…。さて、メシュカの運命やいかに!

絵本/3〜4歳から

よるがやってくる

下田昌克 作、絵

こぐま社 ¥1200

今日からぼくは一人で寝るんだ。だ、だ、だいじょうぶ…。こ、こ、こわくなんかない…。さあ、寝るぞ! 部屋の中になんかいそうな気がするけど、ぎゅっと目をつぶれば、だいじょうぶ、こわくない、こわくな…。やっぱりこわい! 初めて一人で寝る夜の子どもの心理を描いた絵本です。大人でもたまに怖い時ありますよね(笑)

絵本/小学低学年から

動物なぜなに質問箱

答える人 小菅正夫、絵を描く人 あべ弘士

講談社 ¥1600

元旭山動物園園長と元旭山動物園飼育係のお二人が、動物に関する子どもたちのユニークな質問に言葉と絵で答えていきます。例えば、パンダはどうして白黒なの? 動物にも性格の違いはあるの? 動物はどうやって寝るの? などなど。とても詳しく、そしてわかりやすく説明してくれています。あべさんの絵も理解の手助けになっています。親子で読むのも良いですね。

絵本/小学中学年から

火の鳥ときつねのリシカ

木村有子 編、訳 出久根育 絵 

岩波書店 ¥800

ヨーロッパのほぼ中央に位置するチェコは今でも昔話が人々の生活の中に息づいているそうです。クリスマスプレゼントに昔話の本をあげたり、イブの夜は家族で昔話の映画を観るのが習慣だそうです。そんなチェコの昔話24話が収められたこの本。チェコに暮らしたことのある木村さんが選び、チェコの首都プラハ在住の出久根さんが絵を描きました。不思議なお話がいっぱいです。海外に行けない今、お話から少しでも異国情緒味わってみませんか。


新しく出た本 2021年3月

絵本/3〜4歳から

ありえない!

E. カール 作、A. ビナード 訳

偕成社 ¥1600

表紙をご覧ください。バナナからひよこ?ありえない! ではページをめくって。うさぎの手品師がシルクハットから取り出したのは、人間の男の子?ありえない! ページをめくると次々現れるありえない出来事に頭が混乱してしまいそうです。何が起こるか分からない世の中、ありえないことがありえるかも?

絵本/3〜4歳から

パンどろぼう vs にせパンどろぼう

柴田ケイコ 作、絵 

角川書店 ¥1300

人気の「パンどろぼう」に続編登場です。世界中のおいしいパンを探し求め、盗んできたパンどろぼう。今ではすっかり改心して立派なパン職人になり、毎日おいしいパン作りに励んでおりました。ところが、そのパン泥棒が働くパン屋にも泥棒が現れるようになり…。さて、無事泥棒はつかまるのでしょうか?

絵本/5〜6歳から

なんでもない

鈴木のりたけ 作、絵

アリス館 ¥1500

女の子がカラスを見て言いました。カラスって黒くてみんな同じ色でつまらなそう。人間はいろんな色の服を選べるから幸せよねって。ほんとにカラスはみんな黒でつまらないのかな? 他人からどう見られても、自分がいいと思えば、それでいいのだよということをわかりやすく面白く教えてくれる絵本です。

写真絵本/4〜5歳から

たけのこ なんのこ?

野中重之 監修 

ひさかたチャイルド ¥1300

春のお楽しみ竹の子。ゆで竹の子は年中あるけれど、生の竹の子はこの時期しかお目にかかれません。皮むいて、灰汁抜きして、手間はかかるけど、美味しさは格別。でも、この本は食べるお話ではなく、植物としての竹の子のお話。どんな風に育つのか、皮は何枚あるのか、など様々な角度から竹の子に迫ります。

絵本/5〜6歳から

かえるのごほうび

木島 始 作、梶山俊夫 レイアウト

福音館書店 ¥1400

この絵本の元は、鳥羽僧正が描いたとされ、京都の高山寺に伝わるいる国宝「鳥獣戯画」です。実際の絵には言葉は一切書かれていません。お話は全て木島始さんの創作です。実に生き生きと、そして大らかに動物たちが描かれています。今から800年も前に描かれたものとはとても思えません。人と動物たちは今よりもっと境界なく接していたのかも知れませんね。

エッセイ/大人向け

草木鳥鳥文様

梨木香歩 文、ユカワアツコ 絵、長島有里枝 写真

福音館書店 ¥2900

「母の友」に紡がれたエッセイを一冊にまとめたこの本。布張りの装幀で箱入りです。それだけで本と対面する時に背筋がスッと伸びる気がします。引き出しの底に鳥の絵を描くという創作活動をされているユカワさんのまるで写真のような絵と描かれた鳥や植物にまつわる梨木さんの文章。ため息が出るほど美しくゆっくりページを繰りたくなります。大人の贅沢な癒しにぴったり。


新しく出た本 2021年2月

絵本/0〜1歳から

ぴぽん

内田麟太郎 作、絵

すずき出版 ¥1200

『ともだちや』や『がたごとがたごと』などたくさんの絵本の文を書いている内田麟太郎さんが初めて絵も自分で描きました。ぴぽん、みにょみにょ、などの言葉に乗って不思議な形が現れてくる楽しい絵本です。子どもたちの感性にフィットすること間違いなし。赤ちゃんも楽しめますよ。

 

絵本/5〜6歳から

おすしやさんにいらっしゃい!

おかだだいすけ 文、遠藤 宏 写真

岩崎書店 ¥1600

みんなが大好きなお寿司。でも、食べているネタがどんな姿をした生き物だったかを知ってますか? 作者の岡田さんは東京でお寿司屋さんを営んでいて、幼稚園や学校に赴き、子どもたちに魚を捌いて料理にするまでを見せる活動を行っています。命をいただくことを知ることはとても大切なこと。大きな魚は無理でも小さな魚を捌くのにチャレンジしたくなる絵本です。

 

絵本/5〜6歳から

会いたくて会いたくて

室井 滋 作、長谷川義史 絵 

小学館 ¥1200

僕はひまわりホームにいるおばあちゃんに会いに行くのがとても楽しみ。でもお母さんは行っちゃだめって言うんだ。内緒でホームまで行ったけど、中には入れない。おばあちゃんに何かあったのかな…。コロナ禍で会いたい人に会えなくて寂しい思いをしている人はたくさんいると思います。会えなくても思うことが大事。この絵本はそう教えてくれます。

 

絵本/3〜4歳から

しりとり

安野光雅 作、絵

福音館書店 ¥900

昨年12月に亡くなられた安野光雅さんの新刊です。しりとりと言っても単純なものではなく、最初のページに描いてある絵のうちどれかを選んで、ページをめくってしりとりになる絵を探していきます。最後のページまで行き着けなかった人はまた最初から。何度でも楽しめる絵本です。大人も夢中になってしまいます。月刊誌の『なぞなぞ』も発売中!

 

絵童話/小学低学年から

たまごのはなし

しおたにまみこ 作、絵

ブロンズ新社 ¥1100

私はたまご、長い間キッチンに転がっていた。転がっているのにも飽きたので、立ち上がってみたんだ。すると、これが意外に簡単で、すぐにぴょんぴょん飛べるようになったんだ。そして、マシュマロを相棒にして、キッチン台から降りて冒険を始めることにした。たまごが主人公のかなり風変わりな、でも引き込まれてしまう独特な世界観の絵童話をお楽しみください。

 

絵童話/小学低学年から

モンスターホテルでおばけやしき

柏葉幸子 作、高畠 純 絵 

小峰書店 ¥1200

モンスターホテルはモンスター専用のホテル。そこにはいろんなおばけや妖怪たちが滞在しています。ある日、おばけのおなつさんが泣いていました。訳を聞くと、ホテルの近くにある遊園地のおばけ屋敷に出没したのに、お客さんにこわくないって言われたんですって。そこでモンスターたちは作戦を練って、なんとしても怖がらせようと一致団結。さて、どうなるかな?

 


新しく出た本 2021年1月

絵本/3〜4歳から

うしとざん

高畠那生 作、絵

小学館 ¥1400

さあ、これからうしに登ります。えっ、うしに登るって? そう、牛の背中は広くて、素晴らしい光景がひろがっているのですよ。背中に牛の群れはいるし、食堂もあります。あなたもいかが? ナンセンスにもほどがある、でもクセになる不思議な魅力の絵本です。あなたも登ってみる?

 

絵本/3〜4歳から

かける

はらぺこめがね 作、絵

佼成出版社 ¥1300

ごはんにカレー、オムライスにケチャップ、おとうふにお醤油、たこ焼きにかつおぶし、ページをめくると次々現れる美味しそうな食べ物、絵からいい匂いが立ち上ってきそうです。お腹が空いている時に読むのはやめたほうがいいかもしれません。おいしそうな食べ物の絵本をたくさん描いている、はらぺこめがねさんの新刊です。

 

絵本/4〜5歳から

いえがあるっていいね

P. へガティ 文、B. テッケントラップ 絵、木坂 涼 訳

ひさかたチャイルド ¥1500

自分の家はお好きですか? 家はくつろげる場所。それは人間だけでなく、動物も同じこと。この絵本では様々な季節、様々な動物たちの家(巣)を紹介しています。巧みな穴あきしかけになっていて、色彩もとても美しく、動物の生態もよくわかるので、科学絵本としても読んでいただける一冊です。

 

読み物/小学低学年から

カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ

いけだけい 作、高畠 純 絵

偕成社 ¥1200

カメくんは川のほとりに住んでいました。隣にはイモリくんが住んでいたのですが、去年の大水で家が流されてしまい、今は川を下ったところにある池のほとりで暮らしています。そんなイモリくんがある日、カメくんの家を訪ねてきたのでした。二人の楽しい夏の日々がスタートです。イラストも満載でお話もほのぼの。なんとも楽しい一冊です。

読み物/小学中学年から

わたしのあのこ あのこのわたし

岩瀬成子 作 

PHP研究所 ¥1400

5年生の女の子、秋と香衣は友だちだったけれど、ささいな出来事をきっかけに心が離れてしまいます。元に戻りたいのだけれどどうしたらいいのかわからない二人。お互いに気になるけど、素直になれない…。思春期の入り口に立った女の子の心の機微をきめこまやかに描き出した物語です。人付き合いにちょっと悩んでいるお子さんにおすすめの読み物です。

読み物/小学高学年から

彼方の光

S. ピアソル 作、斎藤倫子 訳

偕成社 ¥1600

舞台は奴隷制度が存在した頃のアメリカ。ケンタッキー州で奴隷として辛い生活を送っていたサミュエル少年は、同じ農場で働いていた老人ハリソンからカナダへ逃亡すると告げられます。二人は決死の覚悟で北へ向かいます。少年と老人の無謀とも思える逃亡劇。追っ手が迫ったり、なぜか手助けしてくれる人が現れたりと、手に汗握る展開にページをめくる手が止まりません。


新しく出た本 2020年12月

絵本/3〜4歳から

キス・スキ

越野民雄 作、高畠 純 絵

講談社 ¥1500

表紙にはなんとも愛らしいレッサーパンダのアップが。そしてページをめくっていくと次々現れる動物があなたにキスをせまって来ますよ。最近人との接触が減ってなんだかさみしいなんて思ってるそこのあなた! この絵本で動物たちとキスした気分になって心のすき間埋めちゃいましょ!

 

来年絵本/4〜5歳から

こたつ

麻生知子 作、絵

福音館書店 ¥1300

大晦日の朝から元日の朝までの家族の様子をひたすらこたつを中心に、真上から描いたちょっと珍しい絵本です。ごちゃごちゃしたこたつの上、周り、そして中。あ〜あるある、なんて思う人も多いかも? 元日の朝、親戚が集う様子が描かれていますが、コロナ禍の今は難しいこと。来年こそはみんなでワイワイのお正月にしたいですね。

 

絵本/4〜5歳から

ああ、アジのひらきがたべたいっ!

かねまつすみれ 作、青山友美 絵

文研出版 ¥1300

おいらはねこ、アジのひらきが大好物。おいらが狙っていたアジのひらきをしましまねこの野郎に横取りされたんだ。悔しい〜、あぁ食べたい。よれよれのビーチサンダルや砂浜におっこちた靴下までアジのひらきに見えて来た…。さて、ねこはアジのひらきにありつけるのかな? ねこや干物たちの表情がなかなかのド迫力です。

 

 絵本/5〜6歳から

怪物園

 junaida 作、絵

福音館書店 ¥1800

怪物園は、建物でもあり、生き物でもある不思議な存在。長い間たくさんの怪物たちを抱えながら旅を続けていました。ある夜、うっかり玄関をあけたまま寝込んでしまった怪物園の中から怪物たちがぞろぞろ。怪物たちは街へと向かい大通りを闊歩。さあ、どうしましょう。「Michi」「の」で独特の世界観を描き出した作者の新刊です。

 

 絵本/5〜6歳から

ゲナポッポ

クリハラタカシ 作、絵

白泉社 ¥1300

この絵本の主人公は、自らをゲナポッポと名乗るナゾの物体です。空をフラフラ漂ったり、魔法のようなことをしたり、そうかと思えば昼寝しすぎて干からびたりとやっていることもナゾだらけ。でも読んでいるうちになんだかゲナポッポの世界にどんどん引きづりこまれていきます。要注意!(笑)

 

 読み物/小学低学年から

おとのさま、ほうつかいになる

中川ひろたか 作、田中六大 絵

佼成出版社 ¥1200

なんでもやりたがるお殿様がおりました。ある日のこと、お殿様がお城から外を眺めていると、目の前を黒い影が! なんとそれはほうきに乗った魔法使い。お殿様は自分もほうきに乗りたいと言うのですが、そうそう簡単にはいきません。魔法使いに、山の中にある自分の家まで来たら、乗り方を教えると言われたお殿様。早速出かけて行きますが…。

 


新しく出た本 2020年11月

絵本/3〜4歳から

ノラネコぐんだん ケーキをたべる

工藤ノリコ 作、絵

白泉社 ¥1200

大人気のノラネコぐんだんシリーズに新刊が出ました。今度の舞台はケーキ屋さん。ノラネコぐんだんは例によってお店の中を覗いています。お店の中には美味しそうなケーキがいっぱい並んでいますよ。さて、今回はどんな大騒動がおきるのかしら? 意外な展開に驚きますよ。でもね、最後はやはり正座で反省なのです。

 

絵本/3〜4歳から

ながいながい ねこのおかあさん

キューライス 文、ヒグチユウコ 絵

白泉社 ¥1200

子ねこのお母さんはとてもとても長いからだの持ち主です。ある日、強い風が吹いて子ねこは飛ばされてしまいました。どこまで飛ばされたかというと、お母さんのしっぽのあたり。子ねこはお母さんの顔のほうへと向かうことにしますが、長い長いお母さんなのでなかなかたどり着けません。親子の愛情が感じられる暖かみたっぷりの絵本です。

 

絵本/4〜5歳から

せとうちたいこさん ふじさんのぼりタイ

長野ヒデ子 作、絵

童心社 ¥1300

なんでもやりたがるせとうちたいこさん。富士山とお友だちになったので、富士山に登ってみたくなりました。子どもたちも引き連れて、タイの団体の富士登山! 無事に登れるのかしら? おおらかなたいこさんの魅力満載の絵本です。今年は富士山が入山禁止だったので、せめて絵本で御来光拝みませんか? 気分も上がるかもしれませんよ!

 

絵本/5〜6歳から

めいわくなボール

牡丹靖佳 作、絵

偕成社 ¥1300

ある気持ちのいい午後のこと。野球の試合をしていた子どもが打ったホームランボールがなんと一軒の家の煙突の中に入ってしまいました。ボールは煙突から暖炉に落ち、さらに台所、子ども部屋、バスルームと跳ねまわり、最後に着地したのはなんと…。コメディ映画を観ているような展開の絵本。ありえないけど楽しいお話です。

 

絵本/5〜6歳から

ジョニーとマーガレット スーパー恋ものがたり

三遊亭白鳥 作、魚戸おさむ 絵

講談社 ¥1550

深夜のスーパーマーケットの片隅からなにやらひそひそ声が聞こえてきます。声の主はとうふのジョニーとチーズのマーガレット。二人は恋に落ちたのですが、とうふ一家とチーズファミリーは犬猿の仲。二人の恋路は障害だらけ。さあ、二人はどうなる? 落語家が書いた文章だけあってダジャレ満載で抱腹絶倒です。迫力あるイラストも魅力的。

読み物/小学中学年から

ぼくと石の兵士

L. トンプソン 著、櫛田理絵 訳

PHP研究所 ¥1400

オーエンは人前で話をすることがとても苦手な男の子。そんなオーエンが心の内をこっそり話す相手は戦没者記念公園のベンチに設置された石の兵士像でした。ところがある日、その像が撤去されると知ったオーエンは大きなショックを受けます。兵士の像を守るためオーエンがとった行動とは? 内気な少年の成長を優しく描いた物語です。


新しく出た本 2020年10月

絵本/3〜4歳から

まどのむこうの くだものなあに?

荒井真紀 作、絵

福音館書店 ¥1100

果物の表面をよく見てみると結構面白いものです。この絵本は、ページに小さな窓を開けて、次のページに描かれた果物が少しだけ見えるというしかけになっています。そして、そのページをめくるとさらに驚きが! たまには果物をじっくり眺めてみませんか?

 

絵本/4〜5歳から

ほげちゃんとおともだち

やぎ たみこ 作、絵

偕成社 ¥1000

ぶさかわぬいぐるみの、ほげちゃんが主人公の絵本の4作目が登場しました。ほげちゃんは、持ち主のゆうちゃんのお友だちの家へお出かけ。そこのお家で、他のおもちゃたちを相手に、またまたほげちゃん大暴れ。ゆうちゃんのママが持ってきたケーキをくちゃくちゃにしてしまいました。さあ、大ピンチ。どうするほげちゃん!

 

絵本/5〜6歳から

まんぷくよこちょう

なかざわ くみこ 作、絵

文溪堂 ¥1500

近頃はショッピングモール全盛で商店街が寂しくなってきているようですが、どこに行っても同じ店ではなんだか味気ないです。その点商店街は各地それぞれ特徴があって楽しいですよね。この絵本はそんな商店街の様子が実に丹念に描かれています。読んでいると人の声、いろいろな食べ物の匂いなどが感じられます。近所にこんなとこあったらいいな〜。

 

絵本/5〜6歳から

ねぎぼうずのあさたろう その11

なかせんどう もどりたび

飯野和好 作、絵

福音館書店 ¥2000

故郷秩父を目指して中山道を歩いていたあさたろう。その道すがら傷ついた男を発見。男はどうやら何者かに追われているようです。あさたろうは男を助け、しばらく炭焼き小屋に身を隠すことにしました。迫り来る追っ手。どうなるあさたろう! 無事故郷に帰ることはできるのか。シリーズ完結編です。

 

読み物/小学低学年から

キダマッチ先生! 5. 息子 ナマズになる!?

今井恭子 文、岡本 順 絵

BL出版 ¥1300

カエルのキダマッチ先生は評判の名医です。いつも忙しくてなかなかのんびりできません。そんな先生でしたが、ある日、ちょっとだけ暇ができたので、久しぶりに息子に会いに行くことに。この息子、カエルになりたくないと言って、オタマジャクシのまま大きくなっているのですが…。なんとものんびり、そしてユーモアたっぷりのお話です。

読み物/小学中学年から

猫町ふしぎ事件簿

廣嶋玲子 文、森野きこり 絵

童心社 ¥900

大根古町、通称猫町に暮らす遠矢(とおや)。ある日、古くてボロボロになったお屋敷の庭に一本の不思議な猫じゃらしを見つけました。たまたま通りかかった同級生の女の子にその猫じゃらしを取ってほしいとせがまれ、お屋敷に忍び込み、猫じゃらしを摘んだ遠矢。その夜、遠矢の元に不思議な猫が現れて…。銭天堂シリーズで人気の作者の新シリーズです。


新しく出た本 2020年9月

絵本/5〜6歳から

にんじゃいぬ タロー

渡辺陽子 作、絵

講談社 ¥1400

ある日学校から帰ると、怪しい犬が家にいた。ぼくの家の前でウロウロしてたから、飼い主が見つかるまで預かるんだって。でもこの犬、首にへんな風呂敷巻いてるし、おでこには妙な印がついている。一体こいつは何者? 大胆な構図とにくたらしいけど、可愛いタローが魅力いっぱいの絵本です。

 

 

絵本/5〜6歳から

ねこはるすばん

町田尚子 作、絵

ほるぷ出版 ¥1500

家族はお出かけ。さて、ねこはお家でお留守番。ねこは寝てばかり、と思いきや、おやおや、洋服ダンスの中にするりと入り込み、どこかへお出かけ。やってきたのはねこの国? カフェもあるし、本屋さん、お寿司屋さんに銭湯まで。ねこ思い切り満喫! あなたのお家のねこも意外とどこかへ出かけてるかも? ねこ好きの方にとくにオススメしたい一冊です。 

 

絵本/5〜6歳から

まほうのハッピーハロウィン

石津ちひろ 文、岡田千晶 絵

ブロンズ新社 ¥1400

こども会のハロウィン祭りの日、みのりは仮装してお出かけ。初めて参加する年下のいとこ、あきとを誘って集合場所の公園へ。みんなで一緒に近所の家を回り、「トリック オア トリート」と言ってお菓子をもらうのですが、あきとは恥ずかしくて言えません。すると、不思議なことが…。ハロウィンの夜の魔法の時間を繊細な絵で描いた絵本です。

 

ことばあそびの絵本/5〜6歳から

日本 どっちからよんでも

本村亜美 文、高畠 純 絵

絵本館 ¥1400

作者の本村さんは回文の名人。大好評だった1作目に続いて出た第2弾は都道府県名を使って回文を作ちゃいました。つまり47個! 「たきあるあきた」とか「よるえひめひえるよ」など声に出して楽しい回文がいっぱい。そして、その土地の名産、有名人などを盛り込んだイラストもとても楽しいです。地理の勉強にもなるかも!?

 

読み物/小学低学年から

めいたんてい サムくん

那須正幹 文、はたこうしろう 絵

童心社 ¥1100

サムくんは一見普通の小学2年生。でも、実は推理名人の名探偵なのです。愛用の空色のハンカチのにおいを思い切り嗅ぐと頭が冴え渡り、むすかしい事件もばっちり解決できちゃうんです。ある日、同級生の上履きがなくなる、という事件が起きました。さあ、サムくんばっちり解決できるかな? 挿絵も豊富でとても楽しく読める一冊です。

絵本/大人向き

あつかったら ぬげばいい

ヨシタケシンスケ 作

白泉社 ¥1000

今、世の中は何かと生き難いです。マスク、消毒、ソーシャルディスタンスなどなど。なんだか心が疲れちゃった、なんて思ってる方も多いのではないでしょうか。そんな心をふと緩めてくれるのがこの絵本。「へとへとに疲れたら」「大人でいるのに疲れたら」「世の中が醜く思えてきちゃったら」など様々な悩みにヨシタケさん流に答えてくれます。さあ、みんなでユルユル生きてみませんか?


新しく出た本 2020年8月

絵本/3~4歳から

だいぶつさま おまつりですよ

苅田澄子 文、中川 学 絵

アリス館 ¥1400

今日は仏様たちのお祭り。千手観音様のたこ焼き屋、文殊菩薩様のもんじゅ焼きなど、いろいろな屋台が出ています。大仏様もやってきて、かき氷屋、金魚すくい、お面屋といろいろな屋台をのぞきますが、大きな大仏様にはどれも小さすぎ。お化け屋敷をのぞいてみたら…。お茶目な大仏様の絵本です。

 

絵本/3~4歳から

いろりからでてきたくろいて

西本鶏介 作、星野イクミ 絵

すずき出版 ¥1400

昔々のこと。両親が畑仕事に行っている間、女の子が一人で留守番をし、囲炉裏端で栗を焼いて食べていました。いつもは皮をちゃんと捨てるのに、この日は面倒くさくなって、囲炉裏に向かってプっと吐き捨てていました。すると、囲炉裏の中から次々いろいろなものがあらわれて、最後には黒い手が…。囲炉裏を大事にしないと怖い目にあう、という昔話です。

 

絵本/3~4歳から

つるかめ つるかめ

中脇初枝 文、あずみ虫 絵

あすなろ書房 ¥1200

日本には古くから、いやなことや怖いことがあった時に使うおまじないがいろいろありました。雷が来たら「くわばらくわばら」、ころんで怪我をした時には「いたいのいたいのとんでいけ」など。新しいウイルスのせいで、何となく不安になってしまう今日この頃。この絵本に出てくる病気退散のおまじない唱えて心を落ち着かせてみませんか。

 

イラストエッセイ/大人向き

欲が出ました

ヨシタケシンスケ 作、 絵

新潮社 ¥1000

今ノリに乗ってる絵本作家、ヨシタケさんの新しいイラストエッセーが出ました。ヨシタケさんがふだんの生活の中で書き留めたいろいろなことが掲載されています。街中で見かけた人、自分の子どもとの何気ない会話、などなど。文章もいいですけど、やはりスケッチ集が楽しいです。こんな人いるいる、こんな瞬間あるあるって思いますよ。ファン必携の一冊です!

 

読み物/小学中学年から

科学でナゾとき!

あさだりん 作、佐藤おどり 絵

偕成社 ¥900

彰吾の父親は理科の教師。隣町の中学校に勤めていたのですが、新学期から彰吾のいる小学校で教えることに。それを知ってから彰吾はとても気が重い。父親はちょっと、いや、かなり変人だからだ。イケてる小学生を自認する彰吾にとってはマイナス点でしかない。そんな彰吾の学校で不可解な事件が起きて…。さて無事解決するのでしょうか。

 

写真集/大人向き

昆虫のとんでもない世界

丸山宗利 監修

平凡社 ¥2400

この夏もいろんな場所でいろんな昆虫に出会いました。私ごとですが、ヒットは美しいタマムシを採ったことです。どちらかといえば昆虫が苦手だった私ですが、知れば知るほど魅力に溢れていると気付かされています。この本では虫好きのエキスパートたちがこれでもかと昆虫の世界を見せてくれています。めくるめく昆虫の世界へ旅してみませんか?

 


新しく出た本 2020年7月

絵本/3~4歳から

おむすびころりん はっけよい

森くま堂 作 ひろかわさえこ 絵

偕成社 ¥1400

さんかくおむすびと、まんまるおむすびの国はどちらも自分の形が一番だといがみ合っていました。いがみ合いはだんだんエスカレートしてきました。なんとか決着をつけようとした両国のお殿様は、お相撲で決着をつけることにしました。さて、さんかくおむすびと、まんまるおむすびの対決、どうなったかな?

 

 

絵本/3~4歳から

ねぐせのしくみ

ヨシタケシンスケ 作

ブロンズ新社 ¥980

朝起きて鏡を見てひどい寝癖にがっくり、なんていう経験持ってる人多いのではないですか? 夜シャンプーした後ちゃんとブローしたのになんでこうなっちゃうのかしら。じつは、夜中、あなたが知らないうちにあることが行われているからなんですよ。それはね…。意外な発想とユーモアで大人気のヨシタケさんの新刊です。またまたヒットの予感?

絵本/小学低学年から

やとのいえ

八尾慶次 作 絵

偕成社 ¥1800

この絵本の舞台は多摩丘陵。その150年間の変遷を一軒の家の前に建てられた十六羅漢さんの目を通して描いていきます。「やと」とはなだらかな丘にはさまれた浅い谷のこと。お話の始まりは1868年頃。人々は田畑を耕し、穏やかな時間の中で暮らしていました。それが1960年頃からどんどん変化していきます。開発の波が押し寄せてきたのです。十六羅漢さんはどうなったんでしょうね。ぜひ絵本を開いて確かめてみてください。

読み物/小学中学年から

ルドルフとノラねこブッチー

斉藤 洋 文、杉浦繁茂 絵

講談社 ¥1500

ルドルフシリーズの5作目が登場しました。前作からなんと8年ぶり。今回の主人公はルドルフの親友ブッチー。今まで文字に興味を示さなかったブッチーが急に文字を習いたいと言い出しました。その裏にはどうやらブッチーの行方不明の飼い主が関係しているようです…。またもやハラハラドキドキの展開、どうぞお楽しみください。

絵本/4〜5歳から

こんにちは! わたしのえ

はたこうしろう 作、絵

ほるぷ出版 ¥1400

大きな大きな白い紙のまん中に、ぐっちょんと青い絵の具。それを筆で、ずうぃぃぃ〜とやるとギザギザの生き物が生まれる。そして、いろんな色で、ぐるぐる、ぽたぽた。手や足にも絵の具を塗って、どん、ぺたん、どん、ぺたん。女の子の全身から生まれた絵は海のようになりました。絵を描くことの喜びがあふれだす絵本です。

読み物/大人向き

カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは凶暴、イルカは温厚って本当か?

松原 始 著

山と渓谷社 ¥1500

人間って動物に対して勝手にイメージ持ってしまってますよね。この本のタイトルに書かれていることもそうだし、ゴキブリはゴミに寄ってくるから不潔だけど、蝶は花にくるから清潔だとか諸々。この本では動物学者の筆者が動物の名誉にかけて真実を読者に教えてくれます。偏見を持たず、生き物を見直してみませんか?

 


新しく出た本 2020年6月

絵本/3~4歳から

おたすけこびととおべんとう

なかがわちひろ 文、コヨセ・ジュンジ 絵

徳間書店 ¥1500

大人気のおたすけこびとシリーズに新刊が出ました。今回のミッションは、お弁当を忘れて遠足に出発してしまった男の子にお弁当を届けるというものです。目指すはたんぽぽ島です。さあ、おたすけこびとたちは無事お弁当を届けることができるのでしょうか? 働く車好きにはたまらない絵本ですよ!

 

絵本/4~5歳から

フンころがさず

大塚健太 作、高畠 純 絵

KADOKAWA ¥1300

フンコロガシという虫をご存知ですか? 一日中フンを転がして生きているのです。でも、ある日、フンを転がしてばかりの人生にふと疑問を感じ、フンを転がすのをやめる決心をします。フンを転がさないから、僕はもうフンコロガシじゃない! でも、すると一体僕は何なんだろう…。自分は自分、ありのままでいいんだと気づく、そんな絵本です。 

 

絵本/小学低学年から

ほらふきカールおじさん

斉藤 洋 作、高畠 純 絵

講談社 ¥1500

ほらふきカールおじさんの本当の名前はとてもとても長いのです。でも、いつも信じられないようなおかしな話ばかりをするので、いつの間にか「ほらふきカールおじさん」と呼ばれるようになってしまったのです。どんな話をするのかですって? それは本を読んでのお楽しみ。頭の中に?マークがいくつも浮かんじゃいますよ!

 

読み物/小学中学年から

妖怪たちと秘密基地

富安陽子 作、山村浩二 絵

理論社 ¥1300

化野原の雑木林の中に、不思議な秘密基地を見つけた三人の子どもたち。実はこの秘密基地を先に見つけたのは妖怪の子どもたちでした。お互い化野原に住んでいますが、人間と妖怪は活動時間が違うので出会うことはないのでした。お互い自分の秘密基地に誰かが入り込んだと思い、なんとかその正体を突き止めようとします。そして、ある日、人間と妖怪は出会ってしまい…。人気シリーズ9作目の登場です。

 

絵本/小学低学年から

よい子れんしゅう帳

おかべりか 作、絵

福音館書店 ¥1300

あなたはよい子になりたいですか? なりたいと思った人はぜひこの本を読んでみてください。よい子になるヒントがいっぱいです。挨拶の仕方、忘れ物対策、遅刻対策、もうばっちり載ってます。ただし、ちょっと、いや、かなり変わった方法ではあるため、先生や他の大人にウケるかどうかは、受け手次第! さあ、あなたも目指せよい子!

 

読み物/小学高学年から

無限の中心

まはら三桃 作

講談社 ¥1400

数学が大の苦手の文系女子高生のとわは、新聞部の友人美織に頼みこまれ、数学研究部の取材をすることに。数学って聞くだけでもじんましん出そうなのに、取材相手は数学オリンピックに挑むほどの面々。話が噛み合わず、取材ができないなんてことにならないかな。心配するとわでしたが…。私も数学苦手ですが、本を読むうち、ほんの少し見方が変わりました。数学好きにも、数学嫌いにもオススメです。

 


新しく出た本 2020年5月

絵本/5~6歳から

やねうらべやのおばけ

しおたにまみこ 作、絵

偕成社 ¥1200

古い家の屋根裏部屋におばけが住んでいました。おばけはひとりきりでしたが、自由気ままに生きていて充分満足でした。ある日、その屋根裏部屋に一人の女の子がやってきました。おばけは女の子を脅かそうとあの手この手を使いますが、女の子は全然こわがりません。そこである晩…。木炭鉛筆で丁寧に描かれた美しい絵本です。

 

絵本/小学低学年から

りすとかえるとかぜのうた

うえだまこと 作、絵

BL出版 ¥1600

りすは買ったばかりの新しい船で仲良しのかえるの家に遊びに行きました。りすはかえると一緒にこの.船で旅に出たいなと思っていました。二人は一度も住んでいる森から出たことないのに、旅の話をするのが大好きでした。旅に出たら、あんなことしたい、こんなことしよう、他愛もない話をする二人。過ぎて行く何気ない時間。なんでもない日常が幸せなんだと感じさせてくれる絵本です。

 

絵本/小学中学年から

まっくろいたちのレストラン

島本理生 作、平岡 瞳 絵、瀧井朝世 編

岩崎書店 ¥1500

いたちは、するどい牙がコンプレックスでした。料理がじょうずないたちはレストランを開いたのですが、牙を見られるのがいやで、お客さんになるべく牙を見られないようにしていました。ある晩、川の向こう岸に住むうさぎのお嬢様がお店に来ました。お嬢様はいたちの料理に感動しますが、やはりいたちは後ろを向いてしまいます。切なくて暖かい恋のお話です。

 

絵本/4〜5歳から

えほん なぞなぞうた

谷川俊太郎 文、あべ弘士 絵

童話屋 ¥1800

詩人の谷川俊太郎さんが、なぞなぞの本を出しました。谷川さん曰く、なぞなぞはことばあそび。ことばを知らない赤ちゃんはできないけど、ことばを知っていても、頭の固い大人もできない。そうです、頭をうんと柔らかくして、詩人の出すなぞなぞに挑戦してみませんか?あべ弘士さんのシンプルなイラストもとてもすてきです。

家族で楽しめるなぞなぞ絵本です。

 

絵本/小学低学年から

雨の日はいっしょに

大久保雨咲 作、殿内真帆 絵

佼成出版社 ¥1200

ぼくは、黄色い傘。持ち主は一年生のハル君。今日は雨が降っていたので、ハル君と一緒に小学校へ登校したんだ。ハル君が授業をうけている間に同じ傘立てに入っている他の傘たちとあれこれおしゃべりするのはとっても楽しい。折りたたみ傘や、透明なビニール傘、いろんな話が聞けるんだよ。傘を主人公にした楽しいお話です。 

絵本/小学中学年から

あいうえおさん

森 絵都 文、荒井良二 絵

理論社 ¥1500

出ました! 大爆笑のことば遊び絵本です。「あきすにあったらあきらめな」「けっこうけぶかいけんりょくしゃ」「そろそろそうりもそだいごみ」「ぬいでもぬいでもぬいぐるみ」など、リズミカルな、でもちょっと辛辣なことば遊び満載です。荒井良二さんの絵がまたなんとも可笑しい! みんなで笑って免疫力アップしてコロナを撃退しちゃいましょ!

 


新しく出た本 2020年4月

絵本/3~4歳から

やたいのおやつ

藤本のりこ 作、絵

すずき出版 ¥1200

お祭りや花火大会、初詣など、屋台店が楽しみのひとつ。たい焼き、かき氷、たこやき、わたあめ、いろんなにおいがしてきて、ワクワクしてしまいます。この絵本はそんな魅惑の屋台の食べ物がたくさん紹介されていて、においやその時のにぎわいまで伝わってきそうです! 

絵本/4~5歳から

よなかかいじゅうイビキラス

大串ゆうじ 作、絵

白泉社 ¥1200

近頃ぼくは眠れません。お父さんのいびきと、お母さんの歯ぎしりと妹の寝言がひどいからです。きっと3人の体の中には、「イビキラス」「ハギシリン」「ネゴトン」という怪獣がいるに違いない。「睡眠警備隊」を作って、眠りの平和を手に入れなければ…。ページの隅々まで細かく描かれたちょっとレトロな雰囲気の絵が楽しい絵本です。

絵本/5~6歳から

虫ガール

S. スペンサー、M. マクナマラ 文

ケラスコエット 絵、福本友美子 訳

岩崎書店 ¥1500

ソフィアは2歳の頃から虫に夢中。絵本、ビデオ、何でも虫ばかり。幼稚園の頃は友だちもソフィアの話を聞いてくれたけど、小学校に入るとだんだん友だちは虫の話を嫌がるようになり…。好きなことを好きと貫き通すのは難しい。でもそこを乗り越えるとすてきな未来が開ける。そう思わせてくれる絵本です。 

 

絵本/5~6歳から

ぼくは犬や

ペク・ヒナ 作、長谷川義史 訳

ブロンズ新社 ¥1400

大人気の韓国人絵本作家ペク・ヒナさんの新作。前作『あめだま』で登場した犬のグスリが主人公で、前作の主人公だった男の子ドンドンとグスリが出会った頃のお話です。この作家は紙粘土で作った人形を写真に撮って絵本にしていて、実物を見たことがあるのですが、実に精巧にできていて驚きました。今作でもさらに人形の出来がバージョンアップしています。

 

絵本/小学低学年から

やっぱりしごとば

鈴木のりたけ 作、絵

ブロンズ新社 ¥1700

人気シリーズ「しごとば」の第6作。今回は、厩務員、恐竜学者、プログラマーとちょっとマニアックなものから、子どもたち憧れのプロサッカー選手など9つの仕事が紹介されてます。念密な取材と丁寧な筆致で見事にその仕事の世界を描いているこの絵本。大人も引き込まれます。親子でどうぞ!

 

読み物/小学中学年から

ゆりの木荘の子どもたち

富安陽子 作、佐竹美保 絵

講談社 ¥1300

ゆりの木荘という古い洋館を改装した老人ホームがありました。そこには魔法がかけられてるという噂がありましたが、何しろ古い建物なので真相は確かめようもありません。そんなある日、ゆりの木荘の古時計が激しく逆回転し始めるという怪現象が。すると、ホームで暮らす老人たちが、みんな子どもに戻ってしまったのです。一体何が起きたのか…。


新しく出た本 2020年3月

科学絵本/4~5歳から

いちご

荒井真紀 作、絵

小学館 ¥1500

今が旬のいちご。果物売り場からは甘い香りが漂ってきますよね。色や形が可愛いくて美味しいいちごは人気者。この絵本では、いちごの成長の様子がとても丁寧な筆致で描かれています。花の断面図もあり、花の真ん中にすでに実の元があることに驚きです。読むときっといちごを育ててみたくなりますよ。

 

絵本/5~6歳から

ちいさなしまのだいもんだい

S. P. ホールズ 文、R. スターリング 絵、なかがわちひろ 訳

光村教育図書 ¥1500

動物たちが暮らす村では、もめごとは自分たちで解決して、みな幸せに暮らしておりました。ところがある日、一羽のがちょうが自分たちの住む島に他の動物がやってくるのは許せないと言い出します。そしてがちょうは島に架かる橋を壊してしまいます…。自分たちのことしか考えない今の世の中の流れを風刺したような絵本です。

 

絵本/小学低学年から

おくりもの

豊福まきこ 作、絵

BL出版 ¥1300

はりねずみは自分の針が嫌いでした。遊ぶ時、おやつを食べる時、はりねずみは友だちと少し間隔を空けていました。「ぼく、もっとふわふわだったらな」。悩むはりねずみ。でも友だちのクマの一言でその嫌いな針で友だちにプレゼントを作ることに。さて、はりねずみは何を作ったのかな。心がほわりと温かくなるお話です。

読み物/小学低学年から

まいごのしにがみ

いとうみく 作、田中映理 絵

理論社 ¥1200

僕が公園で友だちと遊んでいると、「あの〜、道を教えてくれませんか」と声をかけてきたおじさんは、自分は死神だと言うけれど、見た感じは普通のサラリーマン。知らない人と口きいちゃいけないって教えられてるけど、このおじさん本当に困ってるみたいなんだよな…。死神に道を聞かれた男の子のちょっと変わった、そして、くすっと笑える物語です。

読み物/小学中学年から

トラブル旅行社

廣嶋玲子 文、コマツシンヤ 絵

金の星社 ¥1000

学校から帰宅して冷蔵庫の中のジュースを飲んだ大悟。でも、そのジュースは母親が友だちからもらった貴重なジュースだったのです。近くの店には売っていません。途方に暮れた大悟がたどりついたのは「トラブル旅行社」。困ったお客様に問題解決できる旅を提供するとか。さっそくツアーに出かけた大悟。さて、どんな旅になるのやら…。銭天堂の作者の新刊です。

読み物/小学高学年から

オオカミの時間 今そこにある不思議集

三田村信行 作、佐々木マキ 絵

理論社 ¥1400

学校が休みになり退屈だ〜なんて言ってるそこの君!本を読んでみては? 本なんて〜と思ってる君におすすめするのはこの本。日常に潜む不思議を描いたこの作品は今まで気づかなかった世界へきっと連れて行ってくれます。家の中の鏡や、おじいちゃんの家にある能面、身近な物の裏にある不思議話をぜひ体験してみてください。


新しく出た本 2020年2月

絵本/4~5歳から

ノブ〜ナガ

丸山誠司 作、絵

絵本館 ¥1300

織田信長の元に外国からお客様がやってきて信長はさっそく自己紹介。「わしがおだのぶながだがや」「オヤ? ニョブニャガ?」「おだのぶなが!」「オリャダメナガ?」、うーん、通じないっ。では一文字づつ練習。外国のお客様はちゃんと言えるようになったかな? 怒涛のことば遊びがくりひろげられるユーモア絵本です。

 

絵本/3~4歳から

いちにちうんち

ふくべあきひろ 作、かわしまななえ 絵

PHP研究所 ¥1300

大人気「いちにちシリーズ」の新刊。今回はなんとうんち。うんちが気になる少年がいろんな動物のうんちになってみるというお話です。ぞうのうんち、ライオンのうんち…、出てくる出てくる動物のうんちの数々。紙面から匂ってきそうです。動物のうんちの「うんちく」もいろいろ載っていてためになります。

 

科学絵本/4〜5歳から

さくらがさくと

とうごう なりさ 作、 絵

福音館書店 ¥1400

もうすぐ桜の季節。花芽がふくらんで、つぼみがほころび、花びらが開くと、町中が明るくなって、みんなウキウキした気分になります。満開の桜の下では桜まつりや花見の宴会でにぎわいますが、花が散るとまた日常に戻る。この絵本はそんな桜の木の移り変わりを通して、人々の心の変化をうまく描き出しています。絵もとても美しく心が温かくなる科学絵本です。

読み物/小学低学年から

おいかけっこのひみつ しましまとたてがみ

いとうひろし 作、絵

ポプラ社 ¥1200

足の速さが自慢のライオンが、さらに足の速いしまうまを追いかけます。お互いとても速いのでいつまでたっても追いかけっこは終わりません。すると不思議なことが起こりました。なんとしまうまの模様がライオンにくっつき、ライオンのたてがみがしまうまにくっついてしまったのです。さて、どうなっちゃうの?

写真絵本/小学低学年から

琉球という国があった

上里隆史 文、富山義則 写真、一ノ関 圭 絵

福音館書店 ¥1300

去年の10月31日の朝のニュースを見て愕然とした方も多かったのではないでしょうか。あの首里城が燃えている。衝撃の映像でした。この本は8年前に月刊誌として出され、この度緊急にハードカバー化されました。美しい首里城の様子、琉球の歴史がとても詳しく紹介されています。この本の売り上げの一部は首里城の復興に役立てられるそうです。

読み物/小学高学年から

ずっと見つめていた

森島いずみ 作、しらこ 絵

偕成社 ¥1300

都会で暮らしていた越少年は小学5年生の時、前々から病弱だった妹が化学物質過敏症だということが判明し、田舎へと引っ越すことに。コンビニもない、ゲームセンターもない、こんなところで暮らしていけるかととまどう越でした。そして2年が過ぎ、クラスメイトがたった二人の小さな中学での新生活が始まりました。とまどいながらも周囲の人と交わりながら成長していく少年の姿を描いた爽やかな作品です。


新しく出た本 2020年1月

絵本/4~5歳から

やきいもとおにぎり

みやにしたつや 作、絵

すずき出版 ¥1300

ぶたくんが泣いています。ねずみくんが声をかけると、自分が持っていたおにぎりとおおかみくんのやきいもを交換するはずだったのに、おおかみくんに両方取られた、と説明。それを聞いたねずみくんは、大変だ!と道で出会ったうさぎくんに説明。でもなんだか少し話が変わってしまっています。そして、うさぎくんはさるくんに、さるくんはたぬきくんに…と話すたびにちょっとづつずれて…。最後はどんな話になったのかな? 

絵本/4~5歳から

ウオッシュバーンさんが

いえからでない13のりゆう

中川ひろたか 作、高畠那生 絵

文溪堂 ¥1500

ウオッシュバーンさんは家から一歩も外に出ません。だって、ドアにはさまれたり、石につまづいたり、カラスにつつかれたりしたらいやじゃないですか。でもね、そんなウオッシュバーンさんにデートのお誘いが。意を決しておめかしをして外に出てみたけれど、さあどうなったかな?

絵本/2~3歳から

のりまき

小西英子 作、絵

福音館書店 ¥900

表紙にはおいしそうなのりまきがずらーり。見ているだけでお腹が空いてきますよね。ページをめくると、のりを用意して、ごはんをのせて、卵焼きをのせて、とのりまきを作る手順が紹介されていきます。なかなか普段自分では作らないけれど、たまにはのりまきを作ってみたくなる絵本です。

絵本/4~5歳から

テツコ・プー

ふうせんになったおんなのこ

児島なおみ 作、 絵

偕成社 ¥1400

いつも機嫌が悪くてプーっとしているので、てっちゃんはテツコ・プーと呼ばれていました。ある朝最大級に機嫌が悪くてプーとふくれていると、なんとなんとテツコ・プーのからだが風船のようにぷかぷか浮かびだしたのです。そして、ふわふわ風に乗ってどんどん流されて行ってしまったのです。どうなる、テツコ・プー!

かがく絵本/4~5歳から

おにぎりをつくる

高山なおみ 文、長野陽一 写真

ブロンズ新社 ¥1200

おにぎりって魅力的ですよね。最近はコンビニでおにぎりを買うっていう人多いのでしょうね。でも、ちゃんとごはんを炊いて、自分でにぎるときっとおいしさもひとしおのはずです。この本を書いた高山なおみさんは、おにぎりを「いのちの玉」と表現しています。ぜひ子どもと一緒におにぎりを作って、「いのちの玉」だよと教えてください。

絵本/小学中学年から

はじまりはたき火

まつむらゆりこ 作、小林マキ 絵

福音館書店 ¥1400

火は人間の生活には欠かすことのできないものです。この本では、大昔人がどのように火を手に入れたのか、そしてそれを人類の進化とともにどのように活用してきたかをわかりやすく描いています。人の暮らしは便利になっていきましたが、その反面失ったものも多いのです。そのことについてもきちんと描かれています。限りある資源について、温暖化についてなど子どもたちと考えるよいきっかけになる一冊です。