※表示価格は本体価格(税抜き)です。


新しく出た本 2020年8月


絵本/3~4歳から

だいぶつさま おまつりですよ

苅田澄子 文、中川 学 絵

アリス館 ¥1400

今日は仏様たちのお祭り。千手観音様のたこ焼き屋、文殊菩薩様のもんじゅ焼きなど、いろいろな屋台が出ています。大仏様もやってきて、かき氷屋、金魚すくい、お面屋といろいろな屋台をのぞきますが、大きな大仏様にはどれも小さすぎ。お化け屋敷をのぞいてみたら…。お茶目な大仏様の絵本です。

 

 

絵本/3~4歳から

いろりからでてきたくろいて

西本鶏介 作、星野イクミ 絵

すずき出版 ¥1400

昔々のこと。両親が畑仕事に行っている間、女の子が一人で留守番をし、囲炉裏端で栗を焼いて食べていました。いつもは皮をちゃんと捨てるのに、この日は面倒くさくなって、囲炉裏に向かってプっと吐き捨てていました。すると、囲炉裏の中から次々いろいろなものがあらわれて、最後には黒い手が…。囲炉裏を大事にしないと怖い目にあう、という昔話です。

 

 

絵本/3~4歳から

つるかめ つるかめ

中脇初枝 文、あずみ虫 絵

あすなろ書房 ¥1200

日本には古くから、いやなことや怖いことがあった時に使うおまじないがいろいろありました。雷が来たら「くわばらくわばら」、ころんで怪我をした時には「いたいのいたいのとんでいけ」など。新しいウイルスのせいで、何となく不安になってしまう今日この頃。この絵本に出てくる病気退散のおまじない唱えて心を落ち着かせてみませんか。

 

 

イラストエッセイ/大人向き

欲が出ました

ヨシタケシンスケ 作、 絵

新潮社 ¥1000

今ノリに乗ってる絵本作家、ヨシタケさんの新しいイラストエッセーが出ました。ヨシタケさんがふだんの生活の中で書き留めたいろいろなことが掲載されています。街中で見かけた人、自分の子どもとの何気ない会話、などなど。文章もいいですけど、やはりスケッチ集が楽しいです。こんな人いるいる、こんな瞬間あるあるって思いますよ。ファン必携の一冊です!

 

 

読み物/小学中学年から

科学でナゾとき!

あさだりん 作、佐藤おどり 絵

偕成社 ¥900

彰吾の父親は理科の教師。隣町の中学校に勤めていたのですが、新学期から彰吾のいる小学校で教えることに。それを知ってから彰吾はとても気が重い。父親はちょっと、いや、かなり変人だからだ。イケてる小学生を自認する彰吾にとってはマイナス点でしかない。そんな彰吾の学校で不可解な事件が起きて…。さて無事解決するのでしょうか。

 

 

写真集/大人向き

昆虫のとんでもない世界

丸山宗利 監修

平凡社 ¥2400

この夏もいろんな場所でいろんな昆虫に出会いました。私ごとですが、ヒットは美しいタマムシを採ったことです。どちらかといえば昆虫が苦手だった私ですが、知れば知るほど魅力に溢れていると気付かされています。この本では虫好きのエキスパートたちがこれでもかと昆虫の世界を見せてくれています。めくるめく昆虫の世界へ旅してみませんか?

 

 


新しく出た本 2020年7月


絵本/3~4歳から

おむすびころりん はっけよい

森くま堂 作 ひろかわさえこ 絵

偕成社 ¥1400

さんかくおむすびと、まんまるおむすびの国はどちらも自分の形が一番だといがみ合っていました。いがみ合いはだんだんエスカレートしてきました。なんとか決着をつけようとした両国のお殿様は、お相撲で決着をつけることにしました。さて、さんかくおむすびと、まんまるおむすびの対決、どうなったかな?

 

 

絵本/3~4歳から

ねぐせのしくみ

ヨシタケシンスケ 作

ブロンズ新社 ¥980

朝起きて鏡を見てひどい寝癖にがっくり、なんていう経験持ってる人多いのではないですか? 夜シャンプーした後ちゃんとブローしたのになんでこうなっちゃうのかしら。じつは、夜中、あなたが知らないうちにあることが行われているからなんですよ。それはね…。意外な発想とユーモアで大人気のヨシタケさんの新刊です。またまたヒットの予感?

 

絵本/小学低学年から

やとのいえ

八尾慶次 作 絵

偕成社 ¥1800

この絵本の舞台は多摩丘陵。その150年間の変遷を一軒の家の前に建てられた十六羅漢さんの目を通して描いていきます。「やと」とはなだらかな丘にはさまれた浅い谷のこと。お話の始まりは1868年頃。人々は田畑を耕し、穏やかな時間の中で暮らしていました。それが1960年頃からどんどん変化していきます。開発の波が押し寄せてきたのです。十六羅漢さんはどうなったんでしょうね。ぜひ絵本を開いて確かめてみてください。

 

読み物/小学中学年から

ルドルフとノラねこブッチー

斉藤 洋 文、杉浦繁茂 絵

講談社 ¥1500

ルドルフシリーズの5作目が登場しました。前作からなんと8年ぶり。今回の主人公はルドルフの親友ブッチー。今まで文字に興味を示さなかったブッチーが急に文字を習いたいと言い出しました。その裏にはどうやらブッチーの行方不明の飼い主が関係しているようです…。またもやハラハラドキドキの展開、どうぞお楽しみください。

 

絵本/4〜5歳から

こんにちは! わたしのえ

はたこうしろう 作、絵

ほるぷ出版 ¥1400

大きな大きな白い紙のまん中に、ぐっちょんと青い絵の具。それを筆で、ずうぃぃぃ〜とやるとギザギザの生き物が生まれる。そして、いろんな色で、ぐるぐる、ぽたぽた。手や足にも絵の具を塗って、どん、ぺたん、どん、ぺたん。女の子の全身から生まれた絵は海のようになりました。絵を描くことの喜びがあふれだす絵本です。

 

読み物/大人向き

カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは凶暴、イルカは温厚って本当か?

松原 始 著

山と渓谷社 ¥1500

人間って動物に対して勝手にイメージ持ってしまってますよね。この本のタイトルに書かれていることもそうだし、ゴキブリはゴミに寄ってくるから不潔だけど、蝶は花にくるから清潔だとか諸々。この本では動物学者の筆者が動物の名誉にかけて真実を読者に教えてくれます。偏見を持たず、生き物を見直してみませんか?

 


新しく出た本 2020年6月


絵本/3~4歳から

おたすけこびととおべんとう

なかがわちひろ 文、コヨセ・ジュンジ 絵

徳間書店 ¥1500

大人気のおたすけこびとシリーズに新刊が出ました。今回のミッションは、お弁当を忘れて遠足に出発してしまった男の子にお弁当を届けるというものです。目指すはたんぽぽ島です。さあ、おたすけこびとたちは無事お弁当を届けることができるのでしょうか? 働く車好きにはたまらない絵本ですよ!

 

 

絵本/4~5歳から

フンころがさず

大塚健太 作、高畠 純 絵

KADOKAWA ¥1300

フンコロガシという虫をご存知ですか? 一日中フンを転がして生きているのです。でも、ある日、フンを転がしてばかりの人生にふと疑問を感じ、フンを転がすのをやめる決心をします。フンを転がさないから、僕はもうフンコロガシじゃない! でも、すると一体僕は何なんだろう…。自分は自分、ありのままでいいんだと気づく、そんな絵本です。 

 

絵本/小学低学年から

ほらふきカールおじさん

斉藤 洋 作、高畠 純 絵

講談社 ¥1500

ほらふきカールおじさんの本当の名前はとてもとても長いのです。でも、いつも信じられないようなおかしな話ばかりをするので、いつの間にか「ほらふきカールおじさん」と呼ばれるようになってしまったのです。どんな話をするのかですって? それは本を読んでのお楽しみ。頭の中に?マークがいくつも浮かんじゃいますよ!

 

 

読み物/小学中学年から

妖怪たちと秘密基地

富安陽子 作、山村浩二 絵

理論社 ¥1300

化野原の雑木林の中に、不思議な秘密基地を見つけた三人の子どもたち。実はこの秘密基地を先に見つけたのは妖怪の子どもたちでした。お互い化野原に住んでいますが、人間と妖怪は活動時間が違うので出会うことはないのでした。お互い自分の秘密基地に誰かが入り込んだと思い、なんとかその正体を突き止めようとします。そして、ある日、人間と妖怪は出会ってしまい…。人気シリーズ9作目の登場です。

 

絵本/小学低学年から

よい子れんしゅう帳

おかべりか 作、絵

福音館書店 ¥1300

あなたはよい子になりたいですか? なりたいと思った人はぜひこの本を読んでみてください。よい子になるヒントがいっぱいです。挨拶の仕方、忘れ物対策、遅刻対策、もうばっちり載ってます。ただし、ちょっと、いや、かなり変わった方法ではあるため、先生や他の大人にウケるかどうかは、受け手次第! さあ、あなたも目指せよい子!

 

読み物/小学高学年から

無限の中心

まはら三桃 作

講談社 ¥1400

数学が大の苦手の文系女子高生のとわは、新聞部の友人美織に頼みこまれ、数学研究部の取材をすることに。数学って聞くだけでもじんましん出そうなのに、取材相手は数学オリンピックに挑むほどの面々。話が噛み合わず、取材ができないなんてことにならないかな。心配するとわでしたが…。私も数学苦手ですが、本を読むうち、ほんの少し見方が変わりました。数学好きにも、数学嫌いにもオススメです。

 


新しく出た本 2020年5月


絵本/5~6歳から

やねうらべやのおばけ

しおたにまみこ 作、絵

偕成社 ¥1200

古い家の屋根裏部屋におばけが住んでいました。おばけはひとりきりでしたが、自由気ままに生きていて充分満足でした。ある日、その屋根裏部屋に一人の女の子がやってきました。おばけは女の子を脅かそうとあの手この手を使いますが、女の子は全然こわがりません。そこである晩…。木炭鉛筆で丁寧に描かれた美しい絵本です。

 

 

絵本/小学低学年から

りすとかえるとかぜのうた

うえだまこと 作、絵

BL出版 ¥1600

りすは買ったばかりの新しい船で仲良しのかえるの家に遊びに行きました。りすはかえると一緒にこの.船で旅に出たいなと思っていました。二人は一度も住んでいる森から出たことないのに、旅の話をするのが大好きでした。旅に出たら、あんなことしたい、こんなことしよう、他愛もない話をする二人。過ぎて行く何気ない時間。なんでもない日常が幸せなんだと感じさせてくれる絵本です。

 

 

絵本/小学中学年から

まっくろいたちのレストラン

島本理生 作、平岡 瞳 絵、瀧井朝世 編

岩崎書店 ¥1500

いたちは、するどい牙がコンプレックスでした。料理がじょうずないたちはレストランを開いたのですが、牙を見られるのがいやで、お客さんになるべく牙を見られないようにしていました。ある晩、川の向こう岸に住むうさぎのお嬢様がお店に来ました。お嬢様はいたちの料理に感動しますが、やはりいたちは後ろを向いてしまいます。切なくて暖かい恋のお話です。

 

 

絵本/4〜5歳から

えほん なぞなぞうた

谷川俊太郎 文、あべ弘士 絵

童話屋 ¥1800

詩人の谷川俊太郎さんが、なぞなぞの本を出しました。谷川さん曰く、なぞなぞはことばあそび。ことばを知らない赤ちゃんはできないけど、ことばを知っていても、頭の固い大人もできない。そうです、頭をうんと柔らかくして、詩人の出すなぞなぞに挑戦してみませんか?あべ弘士さんのシンプルなイラストもとてもすてきです。

家族で楽しめるなぞなぞ絵本です。

 

絵本/小学低学年から

雨の日はいっしょに

大久保雨咲 作、殿内真帆 絵

佼成出版社 ¥1200

ぼくは、黄色い傘。持ち主は一年生のハル君。今日は雨が降っていたので、ハル君と一緒に小学校へ登校したんだ。ハル君が授業をうけている間に同じ傘立てに入っている他の傘たちとあれこれおしゃべりするのはとっても楽しい。折りたたみ傘や、透明なビニール傘、いろんな話が聞けるんだよ。傘を主人公にした楽しいお話です。

家族で楽しめるなぞなぞ絵本です。

 

絵本/小学中学年から

あいうえおさん

森 絵都 文、荒井良二 絵

理論社 ¥1500

出ました! 大爆笑のことば遊び絵本です。「あきすにあったらあきらめな」「けっこうけぶかいけんりょくしゃ」「そろそろそうりもそだいごみ」「ぬいでもぬいでもぬいぐるみ」など、リズミカルな、でもちょっと辛辣なことば遊び満載です。荒井良二さんの絵がまたなんとも可笑しい! みんなで笑って免疫力アップしてコロナを撃退しちゃいましょ!

 


新しく出た本 2020年4月


絵本/3~4歳から

やたいのおやつ

藤本のりこ 作、絵

すずき出版 ¥1200

お祭りや花火大会、初詣など、屋台店が楽しみのひとつ。たい焼き、かき氷、たこやき、わたあめ、いろんなにおいがしてきて、ワクワクしてしまいます。この絵本はそんな魅惑の屋台の食べ物がたくさん紹介されていて、においやその時のにぎわいまで伝わってきそうです! 

 

絵本/4~5歳から

よなかかいじゅうイビキラス

大串ゆうじ 作、絵

白泉社 ¥1200

近頃ぼくは眠れません。お父さんのいびきと、お母さんの歯ぎしりと妹の寝言がひどいからです。きっと3人の体の中には、「イビキラス」「ハギシリン」「ネゴトン」という怪獣がいるに違いない。「睡眠警備隊」を作って、眠りの平和を手に入れなければ…。ページの隅々まで細かく描かれたちょっとレトロな雰囲気の絵が楽しい絵本です。

 

絵本/5~6歳から

虫ガール

S. スペンサー、M. マクナマラ 文

ケラスコエット 絵、福本友美子 訳

岩崎書店 ¥1500

ソフィアは2歳の頃から虫に夢中。絵本、ビデオ、何でも虫ばかり。幼稚園の頃は友だちもソフィアの話を聞いてくれたけど、小学校に入るとだんだん友だちは虫の話を嫌がるようになり…。好きなことを好きと貫き通すのは難しい。でもそこを乗り越えるとすてきな未来が開ける。そう思わせてくれる絵本です。 

 

絵本/5~6歳から

ぼくは犬や

ペク・ヒナ 作、長谷川義史 訳

ブロンズ新社 ¥1400

大人気の韓国人絵本作家ペク・ヒナさんの新作。前作『あめだま』で登場した犬のグスリが主人公で、前作の主人公だった男の子ドンドンとグスリが出会った頃のお話です。この作家は紙粘土で作った人形を写真に撮って絵本にしていて、実物を見たことがあるのですが、実に精巧にできていて驚きました。今作でもさらに人形の出来がバージョンアップしています。

 

絵本/小学低学年から

やっぱりしごとば

鈴木のりたけ 作、絵

ブロンズ新社 ¥1700

人気シリーズ「しごとば」の第6作。今回は、厩務員、恐竜学者、プログラマーとちょっとマニアックなものから、子どもたち憧れのプロサッカー選手など9つの仕事が紹介されてます。念密な取材と丁寧な筆致で見事にその仕事の世界を描いているこの絵本。大人も引き込まれます。親子でどうぞ!

 

読み物/小学中学年から

ゆりの木荘の子どもたち

富安陽子 作、佐竹美保 絵

講談社 ¥1300

ゆりの木荘という古い洋館を改装した老人ホームがありました。そこには魔法がかけられてるという噂がありましたが、何しろ古い建物なので真相は確かめようもありません。そんなある日、ゆりの木荘の古時計が激しく逆回転し始めるという怪現象が。すると、ホームで暮らす老人たちが、みんな子どもに戻ってしまったのです。一体何が起きたのか…。


新しく出た本 2020年3月


科学絵本/4~5歳から

いちご

荒井真紀 作、絵

小学館 ¥1500

今が旬のいちご。果物売り場からは甘い香りが漂ってきますよね。色や形が可愛いくて美味しいいちごは人気者。この絵本では、いちごの成長の様子がとても丁寧な筆致で描かれています。花の断面図もあり、花の真ん中にすでに実の元があることに驚きです。読むときっといちごを育ててみたくなりますよ。

 

 

絵本/5~6歳から

ちいさなしまのだいもんだい

S. P. ホールズ 文、R. スターリング 絵、なかがわちひろ 訳

光村教育図書 ¥1500

動物たちが暮らす村では、もめごとは自分たちで解決して、みな幸せに暮らしておりました。ところがある日、一羽のがちょうが自分たちの住む島に他の動物がやってくるのは許せないと言い出します。そしてがちょうは島に架かる橋を壊してしまいます…。自分たちのことしか考えない今の世の中の流れを風刺したような絵本です。

 

 

絵本/小学低学年から

おくりもの

豊福まきこ 作、絵

BL出版 ¥1300

はりねずみは自分の針が嫌いでした。遊ぶ時、おやつを食べる時、はりねずみは友だちと少し間隔を空けていました。「ぼく、もっとふわふわだったらな」。悩むはりねずみ。でも友だちのクマの一言でその嫌いな針で友だちにプレゼントを作ることに。さて、はりねずみは何を作ったのかな。心がほわりと温かくなるお話です。

 

読み物/小学低学年から

まいごのしにがみ

いとうみく 作、田中映理 絵

理論社 ¥1200

僕が公園で友だちと遊んでいると、「あの〜、道を教えてくれませんか」と声をかけてきたおじさんは、自分は死神だと言うけれど、見た感じは普通のサラリーマン。知らない人と口きいちゃいけないって教えられてるけど、このおじさん本当に困ってるみたいなんだよな…。死神に道を聞かれた男の子のちょっと変わった、そして、くすっと笑える物語です。

 

読み物/小学中学年から

トラブル旅行社

廣嶋玲子 文、コマツシンヤ 絵

金の星社 ¥1000

学校から帰宅して冷蔵庫の中のジュースを飲んだ大悟。でも、そのジュースは母親が友だちからもらった貴重なジュースだったのです。近くの店には売っていません。途方に暮れた大悟がたどりついたのは「トラブル旅行社」。困ったお客様に問題解決できる旅を提供するとか。さっそくツアーに出かけた大悟。さて、どんな旅になるのやら…。銭天堂の作者の新刊です。

 

読み物/小学高学年から

オオカミの時間 今そこにある不思議集

三田村信行 作、佐々木マキ 絵

理論社 ¥1400

学校が休みになり退屈だ〜なんて言ってるそこの君!本を読んでみては? 本なんて〜と思ってる君におすすめするのはこの本。日常に潜む不思議を描いたこの作品は今まで気づかなかった世界へきっと連れて行ってくれます。家の中の鏡や、おじいちゃんの家にある能面、身近な物の裏にある不思議話をぜひ体験してみてください。

 


新しく出た本 2020年2月


絵本/4~5歳から

ノブ〜ナガ

丸山誠司 作、絵

絵本館 ¥1300

織田信長の元に外国からお客様がやってきて信長はさっそく自己紹介。「わしがおだのぶながだがや」「オヤ? ニョブニャガ?」「おだのぶなが!」「オリャダメナガ?」、うーん、通じないっ。では一文字づつ練習。外国のお客様はちゃんと言えるようになったかな? 怒涛のことば遊びがくりひろげられるユーモア絵本です。

 

絵本/3~4歳から

いちにちうんち

ふくべあきひろ 作、かわしまななえ 絵

PHP研究所 ¥1300

大人気「いちにちシリーズ」の新刊。今回はなんとうんち。うんちが気になる少年がいろんな動物のうんちになってみるというお話です。ぞうのうんち、ライオンのうんち…、出てくる出てくる動物のうんちの数々。紙面から匂ってきそうです。動物のうんちの「うんちく」もいろいろ載っていてためになります。

 

科学絵本/4〜5歳から

さくらがさくと

とうごう なりさ 作、 絵

福音館書店 ¥1400

もうすぐ桜の季節。花芽がふくらんで、つぼみがほころび、花びらが開くと、町中が明るくなって、みんなウキウキした気分になります。満開の桜の下では桜まつりや花見の宴会でにぎわいますが、花が散るとまた日常に戻る。この絵本はそんな桜の木の移り変わりを通して、人々の心の変化をうまく描き出しています。絵もとても美しく心が温かくなる科学絵本です。

 

読み物/小学低学年から

おいかけっこのひみつ しましまとたてがみ

いとうひろし 作、絵

ポプラ社 ¥1200

足の速さが自慢のライオンが、さらに足の速いしまうまを追いかけます。お互いとても速いのでいつまでたっても追いかけっこは終わりません。すると不思議なことが起こりました。なんとしまうまの模様がライオンにくっつき、ライオンのたてがみがしまうまにくっついてしまったのです。さて、どうなっちゃうの?

 

写真絵本/小学低学年から

琉球という国があった

上里隆史 文、富山義則 写真、一ノ関 圭 絵

福音館書店 ¥1300

去年の10月31日の朝のニュースを見て愕然とした方も多かったのではないでしょうか。あの首里城が燃えている。衝撃の映像でした。この本は8年前に月刊誌として出され、この度緊急にハードカバー化されました。美しい首里城の様子、琉球の歴史がとても詳しく紹介されています。この本の売り上げの一部は首里城の復興に役立てられるそうです。

 

読み物/小学高学年から

ずっと見つめていた

森島いずみ 作、しらこ 絵

偕成社 ¥1300

都会で暮らしていた越少年は小学5年生の時、前々から病弱だった妹が化学物質過敏症だということが判明し、田舎へと引っ越すことに。コンビニもない、ゲームセンターもない、こんなところで暮らしていけるかととまどう越でした。そして2年が過ぎ、クラスメイトがたった二人の小さな中学での新生活が始まりました。とまどいながらも周囲の人と交わりながら成長していく少年の姿を描いた爽やかな作品です。

 


新しく出た本 2020年1月


絵本/4~5歳から

やきいもとおにぎり

みやにしたつや 作、絵

すずき出版 ¥1300

ぶたくんが泣いています。ねずみくんが声をかけると、自分が持っていたおにぎりとおおかみくんのやきいもを交換するはずだったのに、おおかみくんに両方取られた、と説明。それを聞いたねずみくんは、大変だ!と道で出会ったうさぎくんに説明。でもなんだか少し話が変わってしまっています。そして、うさぎくんはさるくんに、さるくんはたぬきくんに…と話すたびにちょっとづつずれて…。最後はどんな話になったのかな?

 

絵本/4~5歳から

ウオッシュバーンさんが

いえからでない13のりゆう

中川ひろたか 作、高畠那生 絵

文溪堂 ¥1500

ウオッシュバーンさんは家から一歩も外に出ません。だって、ドアにはさまれたり、石につまづいたり、カラスにつつかれたりしたらいやじゃないですか。でもね、そんなウオッシュバーンさんにデートのお誘いが。意を決しておめかしをして外に出てみたけれど、さあどうなったかな?

 

絵本/2~3歳から

のりまき

小西英子 作、絵

福音館書店 ¥900

表紙にはおいしそうなのりまきがずらーり。見ているだけでお腹が空いてきますよね。ページをめくると、のりを用意して、ごはんをのせて、卵焼きをのせて、とのりまきを作る手順が紹介されていきます。なかなか普段自分では作らないけれど、たまにはのりまきを作ってみたくなる絵本です。

 

絵本/4~5歳から

テツコ・プー

ふうせんになったおんなのこ

児島なおみ 作、 絵

偕成社 ¥1400

いつも機嫌が悪くてプーっとしているので、てっちゃんはテツコ・プーと呼ばれていました。ある朝最大級に機嫌が悪くてプーとふくれていると、なんとなんとテツコ・プーのからだが風船のようにぷかぷか浮かびだしたのです。そして、ふわふわ風に乗ってどんどん流されて行ってしまったのです。どうなる、テツコ・プー!

 

かがく絵本/4~5歳から

おにぎりをつくる

高山なおみ 文、長野陽一 写真

ブロンズ新社 ¥1200

おにぎりって魅力的ですよね。最近はコンビニでおにぎりを買うっていう人多いのでしょうね。でも、ちゃんとごはんを炊いて、自分でにぎるときっとおいしさもひとしおのはずです。この本を書いた高山なおみさんは、おにぎりを「いのちの玉」と表現しています。ぜひ子どもと一緒におにぎりを作って、「いのちの玉」だよと教えてください。

 

絵本/小学中学年から

はじまりはたき火

まつむらゆりこ 作

小林マキ 絵

福音館書店 ¥1400

火は人間の生活には欠かすことのできないものです。この本では、大昔人がどのように火を手に入れたのか、そしてそれを人類の進化とともにどのように活用してきたかをわかりやすく描いています。人の暮らしは便利になっていきましたが、その反面失ったものも多いのです。そのことについてもきちんと描かれています。限りある資源について、温暖化についてなど子どもたちと考えるよいきっかけになる一冊です。

 


新しく出た本 2019年12月


絵本/4~5歳から

たこあげ
青山友美 作、絵
講談社 ¥1400
「たこあげしにいってくる~」。魚屋のてっちゃんが元気よく飛び出して行きました。おや、よく見ると、魚屋の水槽からなにやら怪しげなものがてっちゃんのたこに忍び込んだようです。友だちも加わって海まで行き、空高くたこをあげたてっちゃん。たこはどこまで上がるのかな? そして、たこに忍び込んだ怪しいものとは? 細かい書き込みが楽しい絵本です。

 

絵本/4~5歳から

つぎつぎつながる
パンダしりとり コアラしりとり
石津ちひろ ことば

高畠 純 絵
ポプラ社 ¥1300
この絵本は単なるしりとり絵本ではありません。しりとりなんだけれど、パンダ、コアラ、カンガルーなどの生態がきちんと描かれている、というなんとも驚きの絵本なのです。言葉遊びの達人、石津ちひろさんならではの作品。高畠純さんのイラストももちろん楽しいですよ!

 

絵本/4~5歳から

イヌと友だちのバイオリン
D. リッチフィールド 作、絵
俵 万智 訳
ポプラ社 ¥1400
バイオリン弾きのヘクターとイヌのヒューゴは大の仲良し。いつも一人と一匹で街角に立ち、バイオリンを弾いていました。しかし、最近聞き手が減ってきたように思い、ヘクターはバイオリンを弾くのをやめてしまいます。そんなヘクターを見て、ヒューゴは自分がバイオリンを弾くことに。そして、ある日思いもかけないことが…。胸が熱くなる友情のお話です。

 

絵本/小学低学年から

なんだろう なんだろう
ヨシタケシンスケ 文、絵
光村図書 ¥1500
学校ってなんだろう、楽しいって、正義って、自立って、うそって、などなど、様々な問題にヨシタケ流にいろいろ考えるという本です。道徳の教科書に掲載されていたコラムに書き下ろしを加えて出版されました。たまにはちょっと立ち止まって考えてみるのも大切なことですよね。

 

かがく絵本/小学低学年

食虫植物のわな
木谷美咲 文

横山拓彦 絵
偕成社 ¥2200
食虫植物って知ってますか? においで虫をおびき寄せ、粘液で溶かして自分の栄養分にしてしまうというなんとも恐ろしい植物のことです。この絵本では、なぜ植物が虫を食べるようになったのか、という話から始まり、食虫植物のしくみや図鑑、観察できる場所などなど、あらゆる角度から食虫植物を紹介しています。あなたも魅惑の食虫植物の世界を覗いてみませんか?

 

絵本/大人向き

世界のおまじない
加藤 希 文

亀井英里 絵
パイインターナショナル ¥1700
この本では、世界中の風習、神話、宗教行事などから50のおまじないを紹介しています。例えば、ドングリを身につけると幸せになれる、結婚式の時花嫁の靴に6ペンスコインを入れる、などなど、洋の東西問わず、世界にはこんなにもおまじないがあるのかと驚いてしまいます。あなたもお気に入りをみつけて試してみませんか?

 


新しく出た本 2019年11月


絵本/4~5歳から

わたしのわごむはわたさない

ヨシタケシンスケ 文、絵

PHP研究所 ¥1000

私は私だけのものがほしかった。お兄ちゃんから借りるとか、友だちといっしょに使うとかじゃなくって、本当に私だけのもの。そんな時目に留まったのが、わごむ。お母さんに頼んで私だけのものにしたの! このわごむといっしょなら私はなんだってできちゃうの…。自分だけのわごむを手にした女の子のどんどん膨らむ空想がとっても楽しい。大人気のヨシタケさんの新刊です。

 

絵本/2~3歳から

おもちさんがね…

とよたかずひこ 作、絵

童心社 ¥850

おもちさんたちが火鉢に登っていきます。チリチリと焼けて、おもちさんたちは気持ち良さそう。「せーの」でみんなで裏返って反対側もこんがり。するとプーっと大きく膨れて、大丈夫かしら? ここで登場、このシリーズの決まり文句「しんぱいごむよう!」。おもちさんたちはどうなるのかな? おいしそうな匂いがしてきそうな絵本です。

 

絵本/4~5歳から

ないしょのオリンピック

もとしたいづみ 文

やまぐちかおり 絵

ほるぷ出版 ¥1500

家族が全員出かけてしまった家で、家の中のいろいろなものたちがあちこちから集まってオリンピックを始めました。お風呂場では水泳大会、テーブルの上では新体操、廊下ではマラソン! 参加することに意義があるので、誰でも参加できる、というなんとものんびり、穏やかなオリンピック。にぎやかに書き込まれた絵も楽しいですよ。

 

絵本/4~5歳から

ノラネコぐんだん カレーライス

工藤ノリコ 作、絵 

白泉社 ¥1200

ワンワンちゃんのお仕事をことごとく邪魔して来たノラネコ軍団の一行。今回も悪ぶりは健在です。今度のワンワンちゃんのお店はジャングルの中のカレーライス屋さん。昼間に下見をしたノラネコたちは夜中に忍び込んでカレーを作り始めますが、そこにトラがやってきて大変なことに…。相変わらず懲りない面々がやらかす大騒動をお楽しみください。

絵本/5~6歳から

おやすみ、ミユキ

R. M. ガリエズ 文

S. S. ラタナヴァン 絵、桜庭一樹 訳

岩崎書店 ¥1500

「ミユキもう寝なさい」おじいちゃんが声をかけます。「まだよおじいちゃん…」とミユキは答えます。何度寝なさいと言われてもミユキは寝ようとしません。ミユキにはいろいろやることがあるようです。それはね…。フランスの作家が描くなんとも日本情緒溢れる美しくも不思議な絵本です。新しいベッドタイムストーリーの登場です。

絵本/小学高学年から

junaida 作、絵

福音館書店 ¥2000

なんともシンプルすぎるタイトルのこの絵本。しかしながら、開いてみるとシンプルどころではなく、なんとも不思議な世界が展開されているのです。わたしの、お気に入りのコートの、ポケットの中のお城の、一番上の眺めの良い部屋の、とどんどん絵本の中に吸い込まれて行くような不思議な感覚に囚われます。緻密に、そして鮮やかに描かれたイラストも見応えありです。


新しく出た本 2019年10月


絵本/1~2歳から

たいこ

樋勝朋巳 文、絵

福音館書店 ¥900

トントントトトン、たいこを叩いていると友だちがやってきました。「仲間に入れて」。トントンポコポコ、二人で叩いているとまた友だちがやってきて、「仲間に入れて」。お次は三人で。たいこを叩く仲間がどんどん増えて、音も増えてどんどん楽しくなっていきます。リズミカルに読むと楽しくなりそうな絵本です。

 

絵本/1~2歳から

おそろしいよる

きむらゆういち 作

殿内真帆 絵

すずき出版 ¥1400

夜一人で本を読んでいると、パッと電気が消えて、真っ暗。そしてドアがギギーと開いて、誰かの足音が…。想像するだけで恐ろしい状況ですよね。これは夢なのか本の中の出来事なのか。主人公のこぶた君といっしょにドキドキ感を味わいながら読める絵本です。夜寝る前に読むのはちょっとまずいかも。でも怖いもの好きのお子さんにおすすめです。

 

絵本/4~5歳から

コレットのにげたインコ

I. アルスノー 作

ふしみみさを 訳

偕成社 ¥1400

コレットは引越しをしてきたばかり。まだ友だちはいません。お母さんに近所を散歩してらっしゃいと言われ歩き出したら、二人の男の子にばったり。男の子に「なにしてるの?」と聞かれ、思わず「逃げたペットを探しているの」と言ってしまいます。さて、その嘘がどんなふうに広がるかは読んでのお楽しみです。キュートな絵本ですよ。

 

絵本/4~5歳から

かべのすきま

中西 翠 文

澤野秋文 絵

アリス館 ¥1400

今夜は僕一人でお留守番。時計の針のコチコチいう音やすきま風が気になってちょっとこわいな〜。寝る前にトイレに行こうと立ち上がると、壁から糸が垂れ下がっていて、何だろうと思って引っ張ると、壁に隙間ができて、そこからなんとおばちゃんが三人も出てきたんだ。一体どうなってるの? ちょぴり怖いけど、おもしろい絵本です。

 

読み物/小学中学年から

しあわせなハリネズミ

藤野恵美 作

小沢さかえ 絵

講談社 ¥1350

ハリネズミには友だちがいません。でも、寂しいと思ったことはありませんでした。ある日、ハリネズミは一匹のもぐらに出会います。もぐらは親しげにハリネズミにあれこれ話しかけます。初めは鬱陶しいと思っていたハリネズミでしたが…。誰かとつながる喜びを描いた優しい物語です。

図鑑/小学中学年から

世界のふしぎな風景図鑑

パイインターナショナル 編著 

パイインターナショナル ¥1680

世界各地には信じられないような不思議な風景がいくつもあります。自然が作り出したものもあれば建築物なども。そんな中から選りすぐりの50箇所を紹介したのがこの本です。いつかは行ってみたいと思わせる風景ばかり。まずは本でイメージを膨らませましょう。

 


新しく出た本 2019年9月


絵本/4~5歳から

チリとチリリ

あめのひのおはなし

どい かや 作、絵

アリス館 ¥1200

おかっぱ頭の女の子チリとチリリが自転車に乗っていろいろなところへ出かける人気シリーズの7作目が出ました。今度は雨の日の森の中が舞台です。色鉛筆で描かれたなんとも愛らしい絵が魅力の絵本です。出てくるアイテムも全部可愛い! 初版本に限り、別刷りの『おまけのおはなし』がついています。

 

絵本/3~4歳から

おつきさま ひとつずつ

長野ヒデ子 作、絵

童心社 ¥1300

あこちゃんはおばあちゃんの家からお母さんといっしょに自分の家に帰る道すがら、空にお月様をみつけました。お月様は二人の後をずっと付いて来ます。そんなお月様を見て、あこちゃんはちょっと不思議な気持ちになりました。南極にもアフリカにもお月様はあるのかしら? 母と子のやりとりがなんともほのぼのとしていて、優しい気持ちになります。

 

絵本/4~5歳から

おおにしせんせい

長谷川義史 作、絵

講談社 ¥1500

この絵本のタイトルの「おおにしせんせい」は実際に長谷川義史さんが小学生の時に担任をされた先生だそうです。絵を描くときには「太い筆一本で、紙からはみ出ても構わない」と指導されたそうです。細かいことにこだわらず、自分なりに思い切って描きあげていく。そんな風に指導されたらきっと絵が好きになるだろうな…。長谷川さんの絵の原点はここにあったのですね。

 

絵本/4~5歳から

おかしなおきゃくさま

ペク・ヒナ 作、中川ひろたか 訳

学研 ¥1500

雨の日におねえちゃんと二人でお留守番していたら、へんなお客さんがどこからともなく現れたんだ。名前はチョン・ダルノク。どうやら迷子らしい。お腹空いてるかと思ってパンをあげたら、なんとすごいオナラをして、急に怒り出して…。『天女銭湯』で人気の韓国の絵本作家ペク・ヒナさんの新刊です。ユニークな人形をお楽しみください。

 

読み物/小学高学年から

ヤービの深い秋

梨木香歩 作、小沢さかえ 画

福音館書店 ¥1700

ヤービシリーズに待望の続編が登場しました。森の中でひっそり暮らす不思議な生き物ヤービとフリースクールの先生との交流を描いた物語です。今回は、ヤービとその仲間が森の奥に生えると言われる幻のキノコを探しに行く、というストーリー。そこに人間たちも関わって来て静かな中にも少しドキドキが加わる展開です。上質なファンタジーをぜひ味わってください。

 

読み物/小学高学年から

シノダ!

夢の森のティーパーティー

富安陽子 作、大庭賢哉 絵

偕成社 ¥1300

大人気のシノダ!のシリーズの第11巻がお目見えしました。夢の世界が舞台。長女のユイは森の中にポツンと建つ可愛らしいお菓子屋さんの夢を見ました。それからというものユイは不思議な体験ばかりするのでした。そしてある日、ユイの夢に弟のタクミが登場して…。毎度毎度の大騒動物語をお楽しみくださいませ!


新しく出た本 2019年8月


絵本/4~5歳から

みらいのえんそく

J. ヘア 作

椎名かおる 文

あすなろ書房 ¥1400+税

西暦2100年。遠足の行き先は何と月。黄色い宇宙船に乗って月に到着すると早速みんなは地球見物に出かけます。初めて見る地球に大はしゃぎ。おや、ひとりだけひっそりと絵を描いている子が。そのうちその子はいねむりしてしまい、月においてけぼり。この子はどうなっちゃうのかな?

 

絵本/4~5歳から

あやしい ぶたのたね

佐々木マキ 作、絵

絵本館 ¥1300+税

足がとても遅くてぶたがつかまえられないおおかみは、一度でいいからぶたの丸焼きを食べたいと思っていました。そんなおおかみはきつねの博士からぶたのたねをもらいました。このたねが無事育てばぶたを食べ放題だと思っていたのですが、育った木になったものは…。人気シリーズの4作目です。

 

絵本/4~5歳から

ガンピーさんのサイ

J. バーニンガム 作

谷川俊太郎 訳

BL出版 ¥1500+税

ガンピーさんは、旅行先のアフリカで親を亡くしたかわいそうなサイと出会いました。サイの親は人間がツノを取るために殺されてしまったのです。ガンピーさんはこのサイを連れて帰ることにしました。しかし、サイはたくさん食べるので食費が大変。どうしようかと思案していると、あるいい考えが…。今年の1月に逝去されたバーニンガムさんの最後の作品です。

 

絵本/小学中学年から

父さんはどうして

ヒトラーに投票したの?

D. デニンクス 文

PEF 絵

湯川順夫、戦争ホーキの会 訳

エルくらぶ ¥1800+税

1933年にドイツで行われた選挙でヒトラーが率いる政党が勝利を納めた。ぼくのパパは喜んだけれど、ママは涙を流していた。パパはドイツはこれから良くなると言っていたけれど、その予想に反して現状はどんどん悪くなっていったんだ…。ひとりの人間が多大な権力を持つことの恐ろしさを描いた絵本。私たちも心せねばならないことだと思います。 

読み物/小学高学年から

じいじが迷子になっちゃった

城戸久枝 作

偕成社 ¥1600+税

この本の主人公の城戸幹氏は作者の父親です。子どもの頃、戦争中に当時の満州で孤児となってしまい、中国人の女性に引き取られ、その後中国残留孤児として帰国したのでした。戦争によって人生を翻弄された人々の物語は胸に迫るものがあります。戦争の悲劇は弱い者に襲いかかるものだ、と改めて思わされます。

読み物/小学高学年から

思いはいのり、言葉はつばさ

まはら三桃 作

アリス館 ¥1400

昔中国には文字を習うことを許されなかった女性たちが想いを伝えるために生み出した女書(にゅうしょ)という文字がありました。女の子は10歳くらいになるとこの文字をこっそりと習いに行くのです。この本の主人公のチャオミンもやっと女書が習えるようになり嬉しくて仕方がないのでした。好奇心いっぱいのチャオミンの成長物語をお楽しみください。


新しく出た本 2019年7月


絵本/4~5歳から

なつのもりのかぶとむし

谷本雄治 文

サトウマサノリ 絵

文溪堂 ¥1620

夏です! 虫たちの季節がやってきました。この絵本の舞台は夜のくぬぎの森。樹液を目指してやってきたカブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシなど。樹液をめぐる争いや天敵のふくろうとの攻防など、図鑑とはまた違う視点で、けれどとてもリアルに描かれています。虫好きにおすすめです。

 

絵本/小学低学年から

海ガラスの夏

M. ハウツ 作、B. イバトゥーリン 絵

島 式子、島 玲子 訳

BL出版 ¥1728

海岸沿いにある祖母の別荘で過ごしていたトーマスは、ある日海岸で波に揉まれて丸くなったガラスを見つけました。このガラスはどうしてこんなに丸くなったのかな? そんなことを考えながら眠りについたトーマスは、その夜、不思議な夢を見るのでした。海岸でよく見かけるガラスの欠片をめぐる壮大でロマンチックな絵本です。

 

写真絵本/小学低学年から

ヒロシマ  消えたかぞく

指田 和  著、鈴木六郎 写真

ポプラ社 ¥1782

広島に原爆が落とされたのは昭和20年8月6日。その直前まで人々は普通に生活して、明日を夢見ていたのです。この本の主人公となる鈴木一家もそうです。子どもの誕生を喜び、成長を喜び、笑顔が溢れる写真を見ていると、このようなささやかな幸せを奪う戦争の残酷さや愚かさを感じずにはいられません。

 

読み物/小学低学年から

ぼくは気の小さい

サメ次郎といいます

岩佐めぐみ 作、高畠 純 絵

偕成社 ¥1296

サメのサメ次郎は悩んでいました。本当は気が小さくて優しいのに、顔つきが怖いのでなかなか友だちができないのです。ある日、一通の手紙を拾ったことがきっかけで、カメのカメ次郎と知り合うことに。カメ次郎はサメ次郎と違いとても明るい性格。そのカメ次郎に引っ張っられ、サメ次郎の生活も変わるような予感が…。お話もイラストも楽しい一冊です。

 

読み物/小学低学年から

セミクジラのぬけがら

如月かずさ 作、コマツシンヤ 絵

偕成社 ¥1296

何でも集めるのが好きな男の子が、ある日ちょっと変わった木のかけらを見つけました。それはどう見てもクジラの形にしか見えないのでした。家に持ち帰ったその木のかけらに男の子がうっかり麦茶をこぼしてしまいました。すると、かけらはむくむくと膨らみだして…。ちょっと不思議な物語。

 

読み物/小学中学年から

本気でやればなんでもできる!?

J. ヨーマン 作、Q. ブレイク 絵

徳間書店 ¥1512

小学3年生のビリーは集中して何かをすることが苦手。今日も図工の授業中にかごがうまく編めずにいたビリーに先生が「あきらめちゃだめよ、本気でやればなんでもできるのよ」と言いました。すっかりその気になったビリーに友だちが「じゃあ、頭にツノを生やしてみてよ」と言います。本気になれば、頭にツノが生えるのかな? ユーモアたっぷりの物語です。


新しく出た本 2019年6月


絵本/2~3歳から

パンダくんのおつかい

いしかわこうじ 作、絵

ポプラ社 ¥1404

パンダくんはお母さんに頼まれてお使いに出かけました。パン屋さん、肉屋さん、八百屋さんとお使いは順調に終了。さあ、帰ろうとしたところ、石につまずいてごろん。買ってきたものが全部ばらばらにどこかへ飛んで行ってしまいました。さあ、たいへん! みんなもいっしょに探してね。細かい探し絵が楽しい絵本です。

絵本/4~5歳から

オニのサラリーマン じごくの盆やすみ

富安陽子 文、大島妙子 絵

福音館書店 ¥1512

大人気『オニサラシリーズ』第3弾の登場。今度はお盆のお話。お盆といえば地獄の亡者は皆さん地上へとお帰りになる季節。そう、地獄は空っぽになるのです。年に一度のお大掃除のチャンス! 血の池地獄も針山も全部ピカピカにしなくっちゃ。さて今回はどんな騒動がおこるのかな? お楽しみに!

 

絵本/小学中学年から

ころべばいいのに

ヨシタケシンスケ 作、絵

ブロンズ新社 ¥1512

嫌いな人がいたり、嫌なことがあったり、心の中にどうしようもなく嫌な気持ちが広がる時ってありますよね。そんな時はどうしたらいいのか、ヨシタケシンスケさんがあれこれと指南してくれるこの絵本。発想えほんシリーズの第4弾です。嫌な気持ちとの上手な付き合い方がわかっちゃうかも?

 

絵本/4〜5歳から

どっちからよんでも

本村亜美 文、高畠 純 絵

絵本館 ¥1404

前から読んでも後ろから読んでも同じ文のことを回文といいます。たとえば「たけやぶやけた」なんかは有名ですよね。でも、この絵本に載っている回文はもっと複雑なものもあるのです。「よるいけばおばけいるよ」「よのなかほかほかなのよ」など。ちょっとびっくりの回文がカラフルなイラストとともに楽しめます。あなたも回文に挑戦してみませんか?

 

読み物/小学中学年から

火星のカレー

斉藤 洋 作、高畠 純 絵

講談社 ¥1404

宇宙にはたくさんの星があります。そして、そこには宇宙人が住んでて、宇宙人にはいろいろ秘密があるのです。例えば火星人はカレー好き。木星人は木に化けて地球に来ている。仏像のモデルは金星人、などなど。その秘密をどうやって知ったかというと、この本を書いた斉藤さんが宇宙に念波を送ってその返事がきたからなんですって。ほんとかな?

 

写真絵本/4〜5歳から

なつのおうさま かぶとむし

須田研司 監修

ひさかたチャイルド ¥1404

夏の虫といえば、やっぱりかぶとむしですよね。立派なツノがかっこいいですよね。そんなかぶとむしの魅力を超拡大写真や、原寸大の写真、成長の様子などであますことなく紹介しています。捕り方のコツも掲載されているので、今夏はかぶとむしゲットにチャレンジしてみてはいかがかな?

 


新しく出た本 2019年5月


絵本/4~5歳から

かわうそモグ

小森香折 文

長谷川義史 絵

BL出版 ¥1512

モグとアオメはかわうその兄弟です。しっかり者のアオメに対して、モグはお調子者。今日も大きなウナギを獲るぞ!と勇んで出かけて行ったのですが、結局一匹も獲れませんでした。その時人間たちがうなぎを食べに行く話を聞いたモグは、人間の女の子に化けて人間の町へと忍び込んだのですが…。さて、モグはどうなっちゃうのかな?

絵本/小学中学年から

おーい、こちら灯台

S. ブラッコール 作

山口文生 訳

評論社 ¥1728

海に浮かぶ小島で、灯台を守っている一人の男性がいました。来る日も来る日もレンズを磨き、油を継ぎ足し、船が安全に航行できるように灯りをともし続けていました。灯台という限られた空間の中ではありましたが、彼の人生はとても豊かなものでした。しかし、時代の流れとともに彼の役目も終わりを告げる日が来たのでした…。

絵本/小学中学年から

エジソン  ネズミの海底大冒険

T. クールマン 作、金原瑞人 訳

ブロンズ新社 ¥2592

空を飛び、宇宙へも行ったネズミの冒険シリーズの第三弾が登場。今度は海底探検。ネズミの大学で教鞭を取る年老いたネズミ教授の元へ一匹の若いネズミがやってきました。彼は先祖の宝を探しに海底に行きたい、と言うのですが、果たしてそんなことはできるのでしょうか? 二匹の研究は始まりますが…。緻密な絵と驚きの展開をお楽しみください。

読み物/小学高学年から

落語少年サダキチ(さん)

田中啓文 作、朝倉世界一 画

福音館書店 ¥1512

落語大好き少年忠志が主人公の抱腹絶倒の物語に新作が登場! 今回は、地域のイベントで漫才コンビと対決することになった忠志。落語の魅力をなんとかみんなにわかってもらおうと、新しい噺に挑戦しようとするのですが…。タイムスリップあり、派手な夫婦喧嘩あり、老人問題ありのノンストップストーリーをお楽しみください。

イラストエッセイ/大人向け

思わず考えちゃう

ヨシタケシンスケ 著

新潮社 ¥1080

今や押しも押されぬ大人気絵本作家ヨシタケさんのスケッチ解説エッセイが出ました。常日頃ヨシタケさんが考えている、ほんとうに小さなことからそこそこ大きなことまでがイラストとともに描かれています。思わずクスッと笑ったり、うーんそうだよね、と頷いたり。ヨシタケさんの頭の中を少し覗けたみたいな気分になります。ファン必携の一冊。

絵本/小学低学年から

ダーウィンの種の起源

S.ラデヴァ 作・絵、福岡伸一 訳

岩波書店 ¥2484

ダーウィンの「種の起源」という本のタイトルは知っている人は多いとは思いますが、読んだことのある人はあまりいないのではないでしょうか。長いし、難しそう…。そんな方々にもとっつきやすくて読みやすい絵本が出ました。美しい絵と平易な文章で、エッセンスをとてもわかりやすく描き出しています。子どもはもちろん、大人の方にもおすすめです。


新しく出た本 2019年4月


絵本/2~3歳から

かめくんのさんぽ

なかのひろたか 作、絵

福音館書店 ¥972

『ぞうくんのさんぽ』が刊行されてからなんと50年。ぞうくんは、大風の中、雨の中、散歩を続けてきました。そして、今度の主役はかめくんです。お天気がいいので散歩に出かけたかめくん。途中でわにくんやかばくんに会うのですが、みんなお昼寝の真っ最中。だれも一緒には行ってくれません。そこでかめくんは…。のんびりまったりの絵本です。

絵本/5~6歳から

いないいないばあさん

佐々木マキ 作、絵

偕成社 ¥1296

ぼくのおばあちゃんはちょっと変わってるんだぁ。一緒に歩いていてもすぐにいなくなっちゃう。どこに行ったのかと探してみると、ショーウィンドウの中でマネキンのまねをしてたり、橋の欄干にぶらさがってたり、公園の彫刻の上にいたり。まったく困っちゃうよね…。パワフルおばあちゃん、見習いたいかな?

絵本/小学低学年から

らくごえほん てんしき

川端 誠 作、絵

角川書店 ¥1512

お腹の具合が悪かったお寺の和尚さん。お医者様に「てんしきはありますか?」と聞かれ、さて困った。「てんしき」いったいなんのことだろう?でも、知らないとは言えないし。そこでとりあえずは「ない」と答え、小坊主を使って、なんとか「てんしき」の正体を探ろうとするのですが…。下手に知ったかぶりをして後で恥をかくという落語のお話です。

絵本/小学高学年から

ノラネコぐんだんコミック

工藤ノリコ 著

白泉社 ¥950

今や大人気となっているノラネコぐんだんシリーズ。元は「がんばれワンワンちゃん」という4コマ漫画の登場人物だったのです。無料の求人誌と雑誌MOEに掲載され続けること20年。そんな中から厳選269本を収録したのがこの本です。キャラクターガイドやノラネコぐんだんヒストリーも載っています。ファン必携の一冊ですよ。

絵本/小学低学年から

おしりたんてい カレーなるじけん

トロル 作、絵

ポプラ社 ¥1058

今や子どもたちに絶大な人気を誇るおしりたんていに新作が出ました。今度は、カレー屋さんが失くしたスパイスを探すというストーリー。各ページにいろいろ謎がちりばめられていたり、絵探しがあったりで大人もつい引き込まれてしまいます。期間限定で、おおきな木店内でおしり探偵になりきって謎解きをするイベントをやっています。ぜひ挑戦してください!

絵本/小学高学年から

天使のにもつ

いとうみく 作

丹下京子 絵

童心社 ¥1404

中学2年の斗羽風汰が選んだ職場体験先はなんと保育園。子どもと遊んでいればいいんだろう、なんて安易な気持ちで保育園を選んだけれど実際はとても大変。子どもたちはうるさいし、先生も厳しい。もう逃げ出したい!と思っていた風汰でしたが…。様々な人との関わりの中で少しずつ成長していく中学生の姿を描き出した物語です。


新しく出た本 2019年3月


絵本/3~4歳から

おいせまいり わんころう

あおきひろえ 文、長谷川義史  絵

ブロンズ新社 ¥1512

江戸時代、お伊勢参りが大流行し、全国からなんと年間100万人もの人々が参拝したそうです。そして驚いたことに、人間だけでなく、犬も主人の代わりにお伊勢参りをしたそうです。この絵本はその史実に基づいて描かれています。大阪から伊勢神宮まで犬が行って帰って来るなんて驚きです。長谷川さんの躍動感溢れる絵も魅力的な一冊です。

絵本/5~6歳から

どこどこ こけし

山田マチ 作、花山かずみ 絵

こぐま社 ¥1404

こけしと言えば、お澄まし顔でタンスの上などに立っているイメージですよね。でも、この本に出てくるこけしは神出鬼没なのです。たいこのバチになったり、リレーのバトンになったり、はたまたロックバンドのマイクにといろんなところに紛れ込んでます。さあ、あなたはこけしを見つけられるかな?

絵本/5~6歳から

ぱんつさん

たなかひかる作、絵

ポプラ社 ¥1404

この絵本には「この本では頭はよくなりません」という帯がついています。確かに何の役にも立ちそうもない絵本です。でも、面白いのです。ぱんつさんが突然地面からずぼ、ずぼ、と現れて、そして…。ここから先は絵本を読んでのお楽しみ。賢くはならないけれど、大笑いはできる、そんな絵本こそが愛すべき絵本なのでは、と思います。

絵本/小学中学年から

とびきりおかしなマラソンレース

M. マッカーシー 作、おびかゆうこ 訳

光村教育図書 ¥1620

このお話の舞台は1904年のアメリカのセントルイス。そこでオリンピック史上初のマラソンレースが行われたのですが、今とはまるで違っていました。参加選手はたったの32名。ユニホームもなく、私服で参加する人もいました。犬に追いかけられて迷子になったり、途中でお腹が空いてりんごを盗み食いしたりとおかしなエピソード満載! のんびりムードのマラソンレースをお楽しみください。

絵本/小学低学年から

へいわとせんそう

たにかわしゅんたろう 文

Noritake 絵

ブロンズ新社 ¥1296

へいわのボク、せんそうのボク、へいわのチチ、せんそうのチチ、とものすごくシンプルな文とイラストで戦争と平和を対比させているこの絵本。シンプルなのにとても濃いメーッセージが伝わって来ます。一番最後のページの「みかたのあかちゃん、てきのあかちゃん」にはほんとにドキッとさせられます。同じ人類、敵も味方もないのです。

読み物/小学中学年から

妖怪一家のウェディング大作戦

富安陽子 作、山村浩二 絵

理論社 ¥1404

化野団地に住む妖怪一家シリーズの第8弾の登場です。今回は人間に化けて生活しているタヌキカップルの結婚式をプロデュースする、というお話です。その結婚式にはなんとタヌキ31匹とケモノ12匹、そして妖怪が3匹やってくるというのです。さて、いったいどんなことになるのやら。またまた大騒動の予感です。


新しく出た本 2019年2月


絵本/4~5歳から

モグラのねがいごと

B. テッケントラップ 作、絵

三原 泉 訳

BL出版 ¥1620

モグラはいつも地面の下で暮らしています。住み心地は悪くないのですが、真っ暗な中にいると時どきさみしくなり、夜になると地上に出て満天の星を眺めるのが楽しみでした。ある晩、流れ星を見たモグラは、「世界中の星がぼくのものになりますように」と願いをかけます。そしてその願いは叶ったのですが…。

 

絵本/5~6歳から

ルブナとこいし

W. メデュワ 文、D. イヌュ 絵

木坂 涼 訳

BL出版 ¥1620

 

ルブナは故郷を離れ、父親と二人で難民キャンプで暮らしています。戦争から逃れて来たので、おもちゃは何ひとつ持っていませんでした。そんなルブナが大事にしていたのは浜辺で拾った小石でした。今も世界のあらゆるところで、ルブナのような思いをしている子どもたちがいるということを忘れずにいたいと思います。

 

イラストエッセイ/大人向き

絵本作家のブルース

長谷川義史 文、絵

読書サポート ¥1728

 

今や押しも押されぬ人気絵本作家の長谷川義史さんが、「この本読んで」という雑誌に連載しているエッセイが一冊の本にまとまりました。作品を作る時の苦悩、飲み屋さんでのこと、医者にかかった話などなど、素顔の長谷川さんが満載です。たっぷりのイラスト、そしてページの端に載っている5コマ漫画も楽しいです。長谷川さんファン必携の一冊です。

 

読み物/小学低学年から

たのしいまきばのイースター

L. レンスキー 作、絵

佐藤淑子 訳

徳間書店 ¥1836

 

 農場の女の子アン=イライザはいつも動物たちの世話を一生懸命やっていました。動物たちもアン=イライザが大好きでした。明日はイースターという日に、動物たちは彼女にすてきなプレゼントをあげようと話し合いをしていました。さて、みんなの意見はまとまるのかな? スモールさんシリーズで有名な作者の絵物語です。カラフルなイラストが楽しいですよ。

 

ノンフィクション/小学中学年から

ことばハンター

飯間浩明 著

ポプラ社 ¥1296

 

この本の著者は国語辞典を作る人です。みなさんも意味のわからない言葉を調べるときに使いますよね。著者はいつも新しい言葉、聞いたことのない言葉があると常にメモを取り、それを人々にどう説明したらわかってもらえるか、ということを日々考えているのだそうです。そうした努力の元、国語辞典はできているのだと思うと、とても尊く思えてきます。

 

読み物/小学高学年から

十年屋 2

廣嶋玲子 作

佐竹美保 絵

静山社 ¥1296

 

大切なものや隠しておきたいものを十年間預かってくれる「十年屋」という不思議なお店の物語。その第二弾が出ました。今回十年屋を訪れるのは、弾かなくなったけど大事なバイオリンを預けたい女の子や、自分の母親が十年屋に預けた宝箱を取りに来た男性など様々。感動したり、ゾッとしたり、盛りだくさんのエピソードをお楽しみください。

 


新しく出た本 2019年1月


絵本/3~4歳から

だーるまさん だーるまさん

おおなり修司 作

きむらよしお 絵

絵本館 ¥1404

「だーるまさん、だーるまさん、にらめっこしましょ」とくれば「あっぷっぷ」ですが、このだるまさんはなかなか素直にあっぷっぷとは言ってくれません。よ!とか、ぼー、とか、ピー!とかふざけてばかりのだるまさんです。読み聞かせすると大ウケ間違いなしの絵本です。

 

絵本/4~5歳から

さくらもちのさくらこさん

岡田よしたか 作、絵

ブロンズ新社 ¥1058

さくらもちのさくらこさんは、ごきげんななめです。巻いてある葉っぱももういら~ん、と脱いでしまいました。プリンやキャンディが遊ぼうと誘っても知らんぷり。それどころか、みんなが遊んでるのを邪魔したりするのでした。どうしたらさくらこさんの機嫌は治るのかな?たべもの絵本シリーズにヒロイン登場です。

 

絵本/5~6歳から

あるひ ありの アントニオくん

石津ちひろ 作

高畠 純 絵

ポプラ社 ¥1404

このお話は、折句という手法で書かれています。折句は文章の最初の文字をつなげていくとある言葉になる、というものです。登場する動物は、あり、がちょう、りす、とかげ、うし。さて、どんな言葉が最後に出てくるのかな?ぜひ読んでみてくださいね。

 

絵本/5~6歳から

ごろべえ もののけのくにへいく

おおともやすお 作、絵

童心社 ¥1404

ごろべえは日本一強いお侍さんでした。そんなごろべえにも悩みがあったのです。それは「こわい」と思ったことがない、ということでした。お寺の和尚様に相談すると、戌亥の方角へいくと物の怪の住む国があるのでそこへ行ってみては、と言われ、早速出かけたごろべえでしたが…。さて、こわい思いはできたのかな?

絵本/4~5歳から

ほしじいたけ ほしばあたけ

いざ、せんにんやまへ

石川基子 作、絵

講談社 ¥1404

ほしじいたけたちが暮らす山で、幼いきのこがかかると大人になってしまうという恐ろしい病気が流行り始めていました。遠い山に住むきのこ仙人から薬をもらうしか助かる方法はありません。意を決して仙人山へ向かったほしじいたけたち。無事薬は手に入るのか!人気シリーズの第4作です。

絵本/小学中学年から

さらわれた オレオマーガリン王子

M. トウェイン と P. ステッド 作

E. ステッド 絵

福音館書店 ¥2916

「トムソーヤの冒険」でお馴染みのマーク・トウェインの未完成の原稿が見つかったのは2011年のことでした。その原稿を元にフィリップ・ステッドが新たな物語を完成させました。なんとも不思議で魅力的な物語の登場です。挿絵も物語の雰囲気によく合っています。