新しく出た本 2019年4月


絵本/2~3歳から

かめくんのさんぽ

なかのひろたか 作、絵

福音館書店 ¥972

『ぞうくんのさんぽ』が刊行されてからなんと50年。ぞうくんは、大風の中、雨の中、散歩を続けてきました。そして、今度の主役はかめくんです。お天気がいいので散歩に出かけたかめくん。途中でわにくんやかばくんに会うのですが、みんなお昼寝の真っ最中。だれも一緒には行ってくれません。そこでかめくんは…。のんびりまったりの絵本です。

絵本/5~6歳から

いないいないばあさん

佐々木マキ 作、絵

偕成社 ¥1296

ぼくのおばあちゃんはちょっと変わってるんだぁ。一緒に歩いていてもすぐにいなくなっちゃう。どこに行ったのかと探してみると、ショーウィンドウの中でマネキンのまねをしてたり、橋の欄干にぶらさがってたり、公園の彫刻の上にいたり。まったく困っちゃうよね…。パワフルおばあちゃん、見習いたいかな?

絵本/小学低学年から

らくごえほん てんしき

川端 誠 作、絵

角川書店 ¥1512

お腹の具合が悪かったお寺の和尚さん。お医者様に「てんしきはありますか?」と聞かれ、さて困った。「てんしき」いったいなんのことだろう?でも、知らないとは言えないし。そこでとりあえずは「ない」と答え、小坊主を使って、なんとか「てんしき」の正体を探ろうとするのですが…。下手に知ったかぶりをして後で恥をかくという落語のお話です。

絵本/小学高学年から

ノラネコぐんだんコミック

工藤ノリコ 著

白泉社 ¥950

今や大人気となっているノラネコぐんだんシリーズ。元は「がんばれワンワンちゃん」という4コマ漫画の登場人物だったのです。無料の求人誌と雑誌MOEに掲載され続けること20年。そんな中から厳選269本を収録したのがこの本です。キャラクターガイドやノラネコぐんだんヒストリーも載っています。ファン必携の一冊ですよ。

絵本/小学低学年から

おしりたんてい カレーなるじけん

トロル 作、絵

ポプラ社 ¥1058

今や子どもたちに絶大な人気を誇るおしりたんていに新作が出ました。今度は、カレー屋さんが失くしたスパイスを探すというストーリー。各ページにいろいろ謎がちりばめられていたり、絵探しがあったりで大人もつい引き込まれてしまいます。期間限定で、おおきな木店内でおしり探偵になりきって謎解きをするイベントをやっています。ぜひ挑戦してください!

絵本/小学高学年から

天使のにもつ

いとうみく 作

丹下京子 絵

童心社 ¥1404

中学2年の斗羽風汰が選んだ職場体験先はなんと保育園。子どもと遊んでいればいいんだろう、なんて安易な気持ちで保育園を選んだけれど実際はとても大変。子どもたちはうるさいし、先生も厳しい。もう逃げ出したい!と思っていた風汰でしたが…。様々な人との関わりの中で少しずつ成長していく中学生の姿を描き出した物語です。


新しく出た本 2019年3月


絵本/3~4歳から

おいせまいり わんころう

あおきひろえ 文、長谷川義史  絵

ブロンズ新社 ¥1512

江戸時代、お伊勢参りが大流行し、全国からなんと年間100万人もの人々が参拝したそうです。そして驚いたことに、人間だけでなく、犬も主人の代わりにお伊勢参りをしたそうです。この絵本はその史実に基づいて描かれています。大阪から伊勢神宮まで犬が行って帰って来るなんて驚きです。長谷川さんの躍動感溢れる絵も魅力的な一冊です。

絵本/5~6歳から

どこどこ こけし

山田マチ 作、花山かずみ 絵

こぐま社 ¥1404

こけしと言えば、お澄まし顔でタンスの上などに立っているイメージですよね。でも、この本に出てくるこけしは神出鬼没なのです。たいこのバチになったり、リレーのバトンになったり、はたまたロックバンドのマイクにといろんなところに紛れ込んでます。さあ、あなたはこけしを見つけられるかな?

絵本/5~6歳から

ぱんつさん

たなかひかる作、絵

ポプラ社 ¥1404

この絵本には「この本では頭はよくなりません」という帯がついています。確かに何の役にも立ちそうもない絵本です。でも、面白いのです。ぱんつさんが突然地面からずぼ、ずぼ、と現れて、そして…。ここから先は絵本を読んでのお楽しみ。賢くはならないけれど、大笑いはできる、そんな絵本こそが愛すべき絵本なのでは、と思います。

絵本/小学中学年から

とびきりおかしなマラソンレース

M. マッカーシー 作、おびかゆうこ 訳

光村教育図書 ¥1620

このお話の舞台は1904年のアメリカのセントルイス。そこでオリンピック史上初のマラソンレースが行われたのですが、今とはまるで違っていました。参加選手はたったの32名。ユニホームもなく、私服で参加する人もいました。犬に追いかけられて迷子になったり、途中でお腹が空いてりんごを盗み食いしたりとおかしなエピソード満載! のんびりムードのマラソンレースをお楽しみください。

絵本/小学低学年から

へいわとせんそう

たにかわしゅんたろう 文

Noritake 絵

ブロンズ新社 ¥1296

へいわのボク、せんそうのボク、へいわのチチ、せんそうのチチ、とものすごくシンプルな文とイラストで戦争と平和を対比させているこの絵本。シンプルなのにとても濃いメーッセージが伝わって来ます。一番最後のページの「みかたのあかちゃん、てきのあかちゃん」にはほんとにドキッとさせられます。同じ人類、敵も味方もないのです。

読み物/小学中学年から

妖怪一家のウェディング大作戦

富安陽子 作、山村浩二 絵

理論社 ¥1404

化野団地に住む妖怪一家シリーズの第8弾の登場です。今回は人間に化けて生活しているタヌキカップルの結婚式をプロデュースする、というお話です。その結婚式にはなんとタヌキ31匹とケモノ12匹、そして妖怪が3匹やってくるというのです。さて、いったいどんなことになるのやら。またまた大騒動の予感です。


新しく出た本 2019年2月


絵本/4~5歳から

モグラのねがいごと

B. テッケントラップ 作、絵

三原 泉 訳

BL出版 ¥1620

モグラはいつも地面の下で暮らしています。住み心地は悪くないのですが、真っ暗な中にいると時どきさみしくなり、夜になると地上に出て満天の星を眺めるのが楽しみでした。ある晩、流れ星を見たモグラは、「世界中の星がぼくのものになりますように」と願いをかけます。そしてその願いは叶ったのですが…。

 

絵本/5~6歳から

ルブナとこいし

W. メデュワ 文、D. イヌュ 絵

木坂 涼 訳

BL出版 ¥1620

 

ルブナは故郷を離れ、父親と二人で難民キャンプで暮らしています。戦争から逃れて来たので、おもちゃは何ひとつ持っていませんでした。そんなルブナが大事にしていたのは浜辺で拾った小石でした。今も世界のあらゆるところで、ルブナのような思いをしている子どもたちがいるということを忘れずにいたいと思います。

 

イラストエッセイ/大人向き

絵本作家のブルース

長谷川義史 文、絵

読書サポート ¥1728

 

今や押しも押されぬ人気絵本作家の長谷川義史さんが、「この本読んで」という雑誌に連載しているエッセイが一冊の本にまとまりました。作品を作る時の苦悩、飲み屋さんでのこと、医者にかかった話などなど、素顔の長谷川さんが満載です。たっぷりのイラスト、そしてページの端に載っている5コマ漫画も楽しいです。長谷川さんファン必携の一冊です。

 

読み物/小学低学年から

たのしいまきばのイースター

L. レンスキー 作、絵

佐藤淑子 訳

徳間書店 ¥1836

 

 農場の女の子アン=イライザはいつも動物たちの世話を一生懸命やっていました。動物たちもアン=イライザが大好きでした。明日はイースターという日に、動物たちは彼女にすてきなプレゼントをあげようと話し合いをしていました。さて、みんなの意見はまとまるのかな? スモールさんシリーズで有名な作者の絵物語です。カラフルなイラストが楽しいですよ。

 

ノンフィクション/小学中学年から

ことばハンター

飯間浩明 著

ポプラ社 ¥1296

 

この本の著者は国語辞典を作る人です。みなさんも意味のわからない言葉を調べるときに使いますよね。著者はいつも新しい言葉、聞いたことのない言葉があると常にメモを取り、それを人々にどう説明したらわかってもらえるか、ということを日々考えているのだそうです。そうした努力の元、国語辞典はできているのだと思うと、とても尊く思えてきます。

 

読み物/小学高学年から

十年屋 2

廣嶋玲子 作

佐竹美保 絵

静山社 ¥1296

 

大切なものや隠しておきたいものを十年間預かってくれる「十年屋」という不思議なお店の物語。その第二弾が出ました。今回十年屋を訪れるのは、弾かなくなったけど大事なバイオリンを預けたい女の子や、自分の母親が十年屋に預けた宝箱を取りに来た男性など様々。感動したり、ゾッとしたり、盛りだくさんのエピソードをお楽しみください。

 


新しく出た本 2019年1月


絵本/3~4歳から

だーるまさん だーるまさん

おおなり修司 作

きむらよしお 絵

絵本館 ¥1404

「だーるまさん、だーるまさん、にらめっこしましょ」とくれば「あっぷっぷ」ですが、このだるまさんはなかなか素直にあっぷっぷとは言ってくれません。よ!とか、ぼー、とか、ピー!とかふざけてばかりのだるまさんです。読み聞かせすると大ウケ間違いなしの絵本です。

 

絵本/4~5歳から

さくらもちのさくらこさん

岡田よしたか 作、絵

ブロンズ新社 ¥1058

さくらもちのさくらこさんは、ごきげんななめです。巻いてある葉っぱももういら~ん、と脱いでしまいました。プリンやキャンディが遊ぼうと誘っても知らんぷり。それどころか、みんなが遊んでるのを邪魔したりするのでした。どうしたらさくらこさんの機嫌は治るのかな?たべもの絵本シリーズにヒロイン登場です。

 

絵本/5~6歳から

あるひ ありの アントニオくん

石津ちひろ 作

高畠 純 絵

ポプラ社 ¥1404

このお話は、折句という手法で書かれています。折句は文章の最初の文字をつなげていくとある言葉になる、というものです。登場する動物は、あり、がちょう、りす、とかげ、うし。さて、どんな言葉が最後に出てくるのかな?ぜひ読んでみてくださいね。

 

絵本/5~6歳から

ごろべえ もののけのくにへいく

おおともやすお 作、絵

童心社 ¥1404

ごろべえは日本一強いお侍さんでした。そんなごろべえにも悩みがあったのです。それは「こわい」と思ったことがない、ということでした。お寺の和尚様に相談すると、戌亥の方角へいくと物の怪の住む国があるのでそこへ行ってみては、と言われ、早速出かけたごろべえでしたが…。さて、こわい思いはできたのかな?

絵本/4~5歳から

ほしじいたけ ほしばあたけ

いざ、せんにんやまへ

石川基子 作、絵

講談社 ¥1404

ほしじいたけたちが暮らす山で、幼いきのこがかかると大人になってしまうという恐ろしい病気が流行り始めていました。遠い山に住むきのこ仙人から薬をもらうしか助かる方法はありません。意を決して仙人山へ向かったほしじいたけたち。無事薬は手に入るのか!人気シリーズの第4作です。

絵本/小学中学年から

さらわれた オレオマーガリン王子

M. トウェイン と P. ステッド 作

E. ステッド 絵

福音館書店 ¥2916

「トムソーヤの冒険」でお馴染みのマーク・トウェインの未完成の原稿が見つかったのは2011年のことでした。その原稿を元にフィリップ・ステッドが新たな物語を完成させました。なんとも不思議で魅力的な物語の登場です。挿絵も物語の雰囲気によく合っています。


新しく出た本 2018年12月


絵本/3~4歳から

たぬきのおもち

せなけいこ 作、絵

金の星社 ¥1458

お腹をすかせたたぬきがフラフラ歩いていると、どこからかいい匂いが。たぬきが家の中をのぞいてみると、うさぎがおもちを焼いているのでした。うさぎの目を盗んで家の中に忍び込んだたぬきですが…。無事におもちは食べられたのかな。御年87歳のせなさんの新刊です。

 

絵本/3~4歳から

ぼくはフクロウ

P. バンティング 作、絵

木坂 涼 訳

BL出版 ¥1836

ぼくはフクロウ。しごとガンバロウ。ぼくはタカイダロウ。あれ? ダレダロウ、とロウの韻を踏んだことばあそびが続く絵本です。黒を背景にシンプルに描かれた絵もとてもセンスが良く、わかりやすいので読み聞かせ会などにもぴったりの一冊です。オーストラリア人の作家のデビュー作。

 

絵本/3~4歳から

うかいのうがい

さくら せかい 作

ブロンズ新社 ¥1404

うがいの語源が鵜飼いって知ってましたか? 鵜が魚を飲み込んで吐き出すのと、人が口に水を含んで出す様子が似ているのでそう言われるようになったそうです。この絵本の主人公の鵜たちも「がらがらうー」とうがいの練習に余念がありません。五羽の鵜のうち一番小さい鵜はなかなかうまくうがいができません。風邪がはやる季節です。みなさんも一緒に「がらがらうー」ってうがいをしましょう。

 

絵本/3~4歳から

やまがあるいたよ

長 新太 作、絵

亜紀書房 ¥1512

ポンポコ山に住むたぬきのオジサンが散歩していると、大きな足跡を発見。どんな怪物かなってオジサンは想像していたんだけど、なんとそれは山の足跡なのでした! えっ?山って歩くの? そりゃ山だってずっと座ってたらあきちゃいますよね。山と一緒に歩き始めたオジサンの運命やいかに! 長新太さんの34年ほど前の作品の復刊です。極上のナンセンスをお楽しみください。

 

読み物/小学中学年から

いいね!

筒井ともみ 作

ヨシタケシンスケ 絵

あすなろ書房 ¥1080

日常生活のほんのささいなこと、ちょっといやだなって感じること、そんな様々なことも少し見方を変えて見てみると、なんだかいいねって思えてしまうこともあるのです。その方がなんだか幸せ。そんな風に生きてみようよ、と教えてくれる人生指南書とも言える一冊です。大人にもオススメですよ。

 

読み物/小学高学年から

むこう岸

安田夏菜 作

講談社 ¥1512

父を事故で亡くし、精神的に不安定な母と小さな妹を抱え毎日を必死に生きる少女。有名進学校の授業についていけず、落ちこぼれる少年。この二人が反発しあいながらも、成長していく姿を描いた物語。貧困の問題、格差の問題、多くの問題が読み手につきつけられます。読み応えのある物語です。

 


新しく出た本 2018年11月


絵本/3~4歳から

カ どこいった?

鈴木のりたけ 作、絵

小学館 ¥1296

あっ、蚊が手の上に止まりましたよ。早く叩かなきゃ! ページをめくって、せーのパーン。あっ逃げられた。今度は積み木の上に。さ、今度こそ! またまた逃げられた。今度はなんとケーキの上。やっつけられるかな? ボードブックなので思い切りページをめくっても大丈夫。さあ、みんなで、蚊退治で盛り上がりましょう

 

 

絵本/3~4歳から

うみのごちそうしろくま

柴田ケイコ 作、絵

PHP研究所 ¥1404

食べることが大好きなしろくまくんのシリーズ第4弾の登場です。今度は海のごちそうです。マグロの刺身やアジのフライ、タイの塩焼きにたこやき。しろくまくんはまたまたいろんな食べ物の中に入り込んでますよ。どれもとっても美味しそう。あなたならどれに入りたいですか?

 

 

絵本/5~6歳から

みずとはなんじゃ?

かこさとし 作、鈴木まもる 絵

小峰書店 ¥1620

今年5月に逝去されたかこさんの最後の絵本。体調悪化の中、文章はできあがったけれど絵を描くことはできず、鈴木まもるさんに絵を託しました。テーマは水。水とは何か、そしてそれがいかに地球上の動物にも植物にも大切なものかを丁寧に描いています。かこさんの偉大さを改めて感じます。初版限定で、冊子「『みずとはなんじゃ』ができるまで」が付いています。

 

絵本/5~6歳から

それしかないわけないでしょう

ヨシタケシンスケ 作、絵

白泉社 ¥1404

学校から帰って来たお兄ちゃんが、未来はたいへんなことになるって言っていた。どうしようってこわくなって、おばあちゃんに相談してみたの。そしたらおばあちゃんが未来はひとつじゃないでしょ、楽しいことだってあるわよって教えてくれたの…。ヨシタケさんらしい面白くて深い絵本。いろんな考え方があるんだよ、ってわかりやすく教えてくれています。親子でぜひ!

 

絵本/3~4歳から

ねずみさんちの

はじめてのクリスマス

C. ビーナー 文、M. ビーナー 絵

まえざわあきえ 訳

徳間書店 ¥1836   

新しい家に引っ越して来たねずみの家族。ある晩、ねずみの父さんと母さんは、たくさんの人が集まってパーティーを開いてるのを見て、自分たちもやってみよう、と思いつきます。家の中を飾り、プレゼントを用意して。さあ、ねずみ一家のクリスマスの始まりです。

 

読み物/小学高学年から

ぎりぎりの本屋さん

まはら三桃、菅野雪虫、濱野京子、工藤純子、廣嶋玲子 作

講談社 ¥1512

さびれた商店街にあるこれまた古ぼけた本屋さん。そこにはなぜか「ぎりぎりの人」が駆け込んでくる。そして、そこにいるちょっと変わった店員からその人にぴったりの一冊を勧められ、読んでみると不思議な体験をするのだった…。五人の作家によるオムニバス小説です。


新しく出た本 2018年10月


絵本/3~4歳から

ノラネコぐんだん おばけのやま

工藤ノリコ 作、絵

白泉社 ¥1296

ここはワンワンちゃんのお団子屋さん、おいしそうなお団子がどんどん作られています。あっ、またあのノラネコぐんだんが窓からのぞいてますよ。夜になるとノラネコぐんだんは窓から忍び込んで、勝手にお団子を作り始めました。山のようにできたお団子を食べようとしたのですが…。さて、ノラネコたちはお団子を食べることができたかな?大人気シリーズの最新刊ですニャー。

 

 

絵本/4~5歳から

いちにち なぞのいきもの

ふくべあきひろ 作

かわしまななえ 絵

PHP研究所 ¥1404

大人気「いちにちシリーズ」の新刊が出ました。今度は謎の生き物です。世界中には、ネッシーやビッグフットやつちのこなどなど、謎の生き物が存在するのでは、と言われていますよね。その謎の生き物になってみたらその正体がわかるかもしれません。あなたならどれになってみたい?

 

絵本/5~6歳から

まめつぶこぞうパトゥフェ

宇野和美 文

ささめやゆき 絵

BL出版 ¥1728

お百姓さん夫妻はひとりの息子がおりました。ただし、この息子はとてもとても小さな子どもで、豆粒くらいの大きさしかなかったのです。その子がある日お使いに行きたいと言い出します。小さいから踏み潰されるんじゃないか、とお母さんは心配しますが…。さて、男の子は無事帰ってこられるでしょうか。スペインカタルーニャ地方に伝わる昔話です。 

 

絵本/5~6歳から

かあちゃんのジャガイモばたけ

A. ローベル 作

まつかわまゆみ 訳

評論社 ¥1512

二つの国の真ん中の谷にある高い塀を巡らせた家。そこでは、母親と二人の息子がジャガイモを育てながら暮らしていました。高い塀は息子を戦争から守るため。そう、二つの国は戦争をしていたのです。けれど、二人の息子はそれぞれ別の国の兵士となって、家を出ていってしまったのです。でも母親はジャガイモ畑に向かい…。作者の強い反戦の思いが込められた絵本です。 

 

読み物/小学中学年から

古事記ーー日本のはじまり

斉藤 洋 文

高畠 純 絵

講談社 ¥1404

古事記とは日本創世神話。この国が生まれた時の話や、たくさんの神々の話が書かれています。今までたくさんの人が本にしてきたこの物語を、斉藤洋さんが彼ならではの独特の解釈で新たな古事記を生み出しました。高畠純さんの親しみやすい挿絵も手伝って、小学校中学年くらいから十分楽しめる内容になっています。 

 

読み物/小学高学年から

給食アンサンブル

如月かずさ 作

光村図書 ¥1026

この物語の主人公は、6人の中学生たち。お嬢様学校から親の都合で田舎の中学に転校させられ、馴染めなかったり、子どもっぽい自分がイヤだったり、親友のお姉さんに恋したり…、思春期はとかく悩み多きもの。そんな中学生たちの思いを給食を絡めながら描く6編の短編集です。今まさに中学生という人にも、 昔中学生だった人にもオススメのすこし甘酸っぱい物語です。

 


新しく出た本 2018年9月


絵本/4~5歳から

オオイシさん

北村直子 作、絵

偕成社 ¥1296

オオイシさんは大忙し。壊れた工事車両の代わりに道路をならしたり、漬物屋さんに粉屋さん、お相撲さんの稽古の相手や子どもの遊び相手。オオイシさんは人気者です。そんなオオイシさんに時代劇映画の出演依頼が。その後もひっぱりだこでしたが、ある日うっかり海中に転落。どうなるオオイシさん! 骨太ユーモア絵本です。

 

絵本/5~6歳から

おっとあぶない!

サトウマサノリ 作、絵

パイインターナショナル ¥1404

自分たちはどのような過程を経てカエルになったのか、長老が若いカエルたちに語ります。最初は丸いぷよぷよした塊にすぎなかったけれど、敵に襲われそうになり陸に上がり、それでもやってくるピンチから逃れるためジャンプできるようになり、その後も進化を繰り返して今のような姿になったのだと。実際の進化の形とは違うかもしれませんが、テンポ良い展開で楽しめます。

 

絵本/5~6歳から

おどりたいの

豊福まきこ 作、絵

BL出版 ¥1404

深い森に美しい音楽が流れてくる建物がありました。森に住むこうさぎはそれが気になって仕方ありません。ある日、勇気を出して近くまで行き中をのぞくと、女の子たちが白いチュチュを着て踊っていました。ここはバレエ教室だったのです。こうさぎは自分も踊りたいと思いました。さて、こうさぎは仲間に入れてもらえるのかな? 美しいイラストにうっとりです。

 

絵本/5~6歳から

なぞなぞはじまるよ 2

おおなり修司 なぞなぞ、文

高畠 純 絵

絵本館 ¥1512

なぞなぞ好きも絵本好きもどちらの人も楽しめちゃうなぞなぞ絵本の第二弾の登場です。問題文が書いてあるページをめくると、答えのページがあるのだけれど、問題文のページにもヒントの絵がたくさんあって、それを見ているだけでも楽しくなっちゃいます。さあ、みんなでなぞなぞにトライ!

 

絵本/5~6歳から

あさって町のフミオくん

昼田弥子 作、高畠那生 絵

ブロンズ新社 ¥1404

フミオくんの住む「あさって町」はへんてこなことばかり起きるのです。フミオくんがお使いに行った帰りに、シマウマやウシに自分の子どもと間違えて家に連れて行かれたり、がいこつがフミオのおじさんだと言い張ったり…。フミオくんは翻弄されっぱなしです。高畠那生さんのセンス溢れるイラストも楽しいです。

 

 

絵本/5~6歳から

戦争なんか大きらい!

子どもの本・九条の会 著

大月書店 ¥1944

61人の絵本作家が描く61通りの平和。楽しそうな子どもたちの様子を描く人、爆弾の刺さった地球を描く人、涙を流す少年兵を描く人、表現は様々ですが、みんな思いはひとつです。二度と戦争を起こしてはいけないとういうこと。憲法の前文、九条、なども同時掲載されています。今一度しっかり読み直し、その大切さ、尊さを再確認しましょう。

 


新しく出た本 2018年8月


絵本/4〜5歳から

行ったり来たり大通り

五味太郎 作、絵

絵本館 ¥1512

タイトル通り、大通りの上をいろんな人が行ったり来たりして、いろんなことをしているのですが、とくにストーリーはなさそうです。でも、ページを行ったり来たりして、絵探しをしているうちに、それぞれの人たちのストーリーが見えてきます。五味太郎さんらしいユーモアのセンスあふれる一冊。こんな絵本今まで見たことないかも…。誰かといっしょに読むともっと楽しいよ。

 

絵本/5〜6歳から

あめだま

ペク・ヒナ 作、長谷川義史 訳

ブロンズ新社 ¥1620

韓国の絵本作家ペクさんの新作が出ました。今まで同様、シーンごとに人形を作り、撮影して、という大変根気のいる作り方で仕上げられた絵本です。主人公の男の子は仲間外れにされ、ひとりぼっちでビー玉遊びばかり。そんなある日、駄菓子屋さんで不思議な飴玉を手に入れます。なめるとどこからか声が聞こえてくるというもので…。ちょっぴり切ない胸キュン絵本です。

 

絵本/5〜6歳から

カタカタカタ

おばあちゃんのたからもの

リン・シャオペイ 作、宝迫典子 訳

ほるぷ出版 ¥1728

おばあちゃんは足踏みミシンで何でも作っちゃう。私のスカートもリュックも、全部おばあちゃんのミシンから生まれてくるの。カタカタカタっていう音も大好き。でも、ある日大事なミシンが壊れちゃって…。おばあちゃんと孫の暖かいやりとりを描いた絵本です。

 

写真絵本/小学低学年から

ムラサキダコ

中村宏治 写真・文、奥谷喬司 監修

フレーベル館 ¥1512

表紙に写っているのはなんとも不思議な生き物。まるでマントを翻す怪人のようです。その正体はムラサキダコ。イカではありません。50年以上海に潜っている水中写真家も驚く不思議な生態の持ち主なんだそうです。さあ、ページをめくってその正体をのぞいてみませんか? 海の中はまだまだ神秘がいっぱいですね。

 

読み物/小学高学年から

龍にたずねよ

みなと菫 著

講談社 ¥1296

戦国時代の小国に暮らす八姫は男勝りな14歳。ある時、隣の国へ人質として送られることになってしまいます。八姫が人質になった直後に戦乱が起き、そこで姫は間者との疑いをかけられ、投獄されてしまいます。戦乱の世に翻弄される姫の運命はいかに…。テンポのよい展開にぐいぐいひきこまれます。歴史好きの方にとくにオススメしたいです。

 

ノンフィクション/中学生以上

ブラック校則

理不尽な苦しみの現実

荻上チキ、内田 良 著

東洋館出版社 ¥1620

生まれつき茶色い髪を黒く染めさせる。下着は白、靴下も白。寒くてもタイツはNG。こう並べるだけで、なんて理不尽なって思うけれど、全部校則なんですよね。なぜ、日本の学校にはこのように理不尽な校則があるのか、どうしたらそれを変えていけるのか、真正面から向き合っている一冊です。教師、親、生徒たちいろんな方におすすめしたいです。

 

 


新しく出た本 2018年7月


絵本/4〜5歳から

どっせい! ねこまたずもう 

石黒亜矢子 作、絵

ポプラ社 ¥1512

さあ、今日は100年に一度の大相撲大会。最強妖怪を決める一戦のはじまりはじまり。横綱のにゃんこの山を倒そうと、腕に覚えのある妖怪たちがぞろぞろ集まってきました。まず挑んだのは、がまのぬま。ぬるぬるのがまの油で滑らせる作戦ですが、はてさて勝負の行方は? 妖怪好きにオススメ!

 

絵本/小学低学年から

ぼんやきゅう

指田 和 作、長谷川義史 絵

ポプラ社 ¥1404

盆野球とは、釜石市鵜住居地区で60年以上続いていた行事でした。しかし、東日本大震災で津波の被害にあって以来中断されていました。津波で失われていたと思っていた優勝旗が発見され、それをきっかけに2017年に再開されたのでした。震災で失いかけた地域の絆もこの野球大会によってまた繋がっていったのでした。スポーツの素晴らしさを感じさせる絵本です。

 

絵本/小学中学年から

エマおばあちゃん山をいく

J. サームズ 作、まつむらゆりこ 訳

あかつき ¥1944

67歳になったエマは、アパラチアントレイルを歩く決心をしました。アパラチアントレイルとは、世界一長い自然歩道と言われて、14州にまたがり、全長3500kmにもなります。エマは数々の困難に打ち勝ち、4か月かけて歩き、ついに全行程制覇したのでした。「ともかく一歩ふみだすこと。そうすれば前にすすめるから」というエマの言葉に打たれます。これは実話を元に描かれています。

 

絵本/小学低学年から

みえるとかみえないとか

ヨシタケシンスケ作

伊藤亜紗 相談

アリス館 ¥1512

宇宙飛行士がある星で出会った三つの目を持つ宇宙人を通して、人がそれぞれ持つ違いについて分かりやすく書かれた絵本です。違うからと避けてしまうのではなく、それぞれ同じところを探しながら、違うところを面白がることが大切、ということ教えてくれています。

 

読み物/小学中学年から

サブキャラたちの日本昔話

斉藤 洋 作、広瀬 弦 絵

偕成社 ¥1296

浦島太郎に桃太郎に金太郎、みんながよく知っている昔話ですよね。この物語は、そのお話に出てくる脇役たちが話してくれた物語です。浦島太郎の亀は実はとても偉い亀だったとか、桃太郎の子分の犬は桃太郎が嫌いだったとか、金太郎はクマをクマちゃんと呼んでいた、とか面白いエピソード満載です。

 

 

図鑑/小学高学年から

毒生物の名前

ふじのくに地球環境史ミュージアム 監修 加古川利彦 絵

インプレス ¥2052

夏休みです。海や山にと出かける機会も増えることと思います。自然の中で遊ぶのは楽しいけれど、いろいろ危険が潜んでいることも。いたずらに恐れるのではなく、まずは敵を知ることが大切です。この本を親子で読んで、安全で楽しい夏休み過ごしましょう。

 


新しく出た本 2018年6月


絵本/4〜5歳から

おしっこちょっぴりもれたろう

ヨシタケシンスケ 作、絵

PHP研究所 ¥1080

僕はおしっこちよっぴりもれたろう。おしっこする前かした後にパンツが少し濡れちゃうんだ。でもね、少し待てば乾くんだよね〜。でもお母さんは怒るんだ。だから、パンツが乾くまで少し冒険に出かけよう。ぼくみたいにおしっこちょっぴり漏れて悩んでる人いるかもしれない! 大人気ヨシタケさんの新刊です。またまた面白いです!

 

絵本/4〜5歳から

まわるよる

tupera tupera 作、絵

小学館 ¥1512

ふとし君が回転寿司の番組を「おいしそうだな〜」なんて見てたら、お母さんに早く寝なさいって怒られちゃいました。しぶしぶベッドに入ってすやすや眠っていると、ガタン、ウィーンと何やら音がして…。ふとし君はどうなるのかな?  ちょっぴりホラーな絵本です。

 

絵本/5〜6歳から

またまた  ねえ、どれがいい?

J. バーニンガム 作、まつかわまゆみ 訳

評論社 ¥1620

35年前に出た、究極の選択を迫る絵本の新作が出ました! 今度もいろいろな場面で究極の選択を皆さんに迫っちゃいます。例えば「ふきげんなあかんぼになぐられるのと、あなぐまにつきとばされるの、どっちがいい?」なんていう具合。みんなでわいわい楽しめそうな絵本です。

 

絵本/4〜5歳から

いいからいいから 5 

長谷川義史 作、絵

絵本館 ¥1404

大人気のユーモア絵本シリーズに8年ぶりの新刊が出ました。今度おじいちゃんの元へ現れたのは、な、な、なんと二人の宇宙人! おじいちゃんの家の庭へUFOに乗ってやってきたのです。宇宙人は地球が気に入ったので、持って帰ると言い出し、庭の松の木にロープを縛り付け、UFOで引っ張ろうとしていますよ。さて、どうなる? 今回もおじいちゃんの『いいからいいから」に癒されます。

 

絵本/4〜5歳から

ねるじかん

鈴木のりたけ 作、絵

アリス館 ¥1620

夜です。お母さんは早く寝てほしい。でも子どもは寝たくない。そんな親子のやりとりを描いた絵本。想像力たっぷりの子どもにとって夜は特別な世界。魚が空に浮かんでいたり、ポストがトコトコ歩き出したり、恐竜が迷子になっていたり…。のりたけさんならではの絵探し要素もたっぷり。楽しすぎて寝かしつけには向かないかも(笑)

 

読み物/小学中学年から

菜の子ちゃんとキツネ力士

富安陽子 作、蒲原 元 絵

福音館書店 ¥1512

リカ子は授業中に、教室の窓からオオムラサキという蝶が飛んでいるのを見ました。土曜日に同じクラスの菜の子と遊ぶ約束をしたリカ子が待ち合わせ場所の学校の正門に着くと、また蝶が。そしてそこに現れた菜の子に手を引かれ、蝶を追いかけることに。いったいどこへ行くのでしょうか? 二人の不思議な冒険が始まります。


新しく出た本 2018年5月


絵本/2〜3歳から

こわめっこしましょ

tupera tupera 

絵本館 ¥1512

ひとつ目小僧や魔法使い、ゾンビたちとにらめっこ、いやいや「こわめっこ」する勇気ありますか?普通のにらめっこは笑うと負けですが、こわめっこは泣いたら負けです。表紙にはにっこりと笑ったひとつ目小僧に油断しちゃうけど、ページを開くと、キャー!ちょっとこわいよ~!

 

絵本/4〜5歳から

やまのかいしゃ

スズキコージ 文

かたやまけん 絵

福音館書店 ¥1620

ほげたさんは朝起きるのがとても苦手。今日も起きたのは昼過ぎ。慌てて駅へと向かい、電車に飛び乗りました。しばらくすると、ほげたさんはちょっと妙だと思い出します。ほげたさんの会社は都会にあるのに、電車からの景色は山の中。ほげたさんはいったいどこに着くのかな?この絵本は1991年に架空社から出ていたものの復刊です。

 

絵本/5〜6歳から

せかいでさいしょのポテトチップス

A. ルノー 文

F. サラ 絵

千葉茂樹 訳

BL出版 ¥1620

クラムさんのレストランはいつも大賑わい。ある日、気難しそうな紳士がひとりご来店。そして、ポテト料理をご注文。クラムさんは張り切って料理を出すのですが、紳士のお気に召さないようです。困ったクラムさんは…。みんなの大好きなポテチの誕生秘話です。

 

絵本/4〜5歳から

クマと少年

あべ弘士 作、絵

ブロンズ新社 ¥1620

少年が生まれた日、冬の森から一頭の子グマが村に連れられてきた。その日から少年とクマは兄弟のように育っていった。ある年のクマを神へと返す「クマ送り」の儀式に、少年といっしょに育ったクマが選ばれることに…。北海道の雄大な自然を舞台に繰り広げられる命の物語です。

 

読み物/小学低学年から

ゲンちゃんは

おサルじゃありません

阿部夏丸 作、高畠那生 絵

講談社 ¥1296

ゲンちゃんはおサルじゃありません。しっぽはないし、お尻も赤くありません。ゲンちゃんは原始人の子どもなのです。原始人の子どもも朝起きると学校へ行くのです。でも、その通学路は今と違ってスリリング。道もないし、途中で水牛の群に出会ったりしちゃうのです。でも、なんだか楽しそうな登校風景をお楽しみください!

 

読み物/小学低学年から

四人のヤッコ

西内ミナミ 作、はたこうしろう 絵

すずき出版 ¥1296

忙しい時に分身がいてくれたらな、なんて思ってことありませんか? この本の主人公のヤッコちゃんもお母さんにピアノの練習しなさいって言われた時、そんなことを考えたのです。すると、ヤッコちゃんの後ろに自分そっくりの女の子が。しかも、その子はピアノが上手。しめしめと思ったヤッコちゃんでしたが、さて、どうなるのかな?


新しく出た本 2018年4月


絵本/2〜3歳から

ぐるぐるちゃんのかくれんぼ

長江 青 作、絵

福音館書店 ¥864

ぐるぐるちゃんはお父さんとお散歩に出かけます。お父さんが「かくれんぼしよう」と言い、まずはお父さんがかくれることに。お父さんは体が大きいのですぐ見つかりました。さあ、今度はぐるぐるちゃんの番。うまく隠れられるかな? 絵を描いてからちぎって貼り付けるという手法で描かれていて、フワフワ感がよく表された愛らしい絵本です。

 

絵本/1〜2歳から

とらんぽりん ぽーん

ふくだじゅんこ 作、絵

大日本図書 ¥1404

トランポリンやったことありますか? ポンポン弾んで楽しいですよね。野菜たちもトランポリンがやりたくなったようですよ。トマトにナスにエノキダケやかぼちゃが、トランポリンに挑戦です。野菜によって飛び方もいろいろ。さあ、どんな風になるのかな? 擬音が楽しく、赤ちゃんから楽しめます。

 

絵本/3〜4歳から

うまはかける

内田麟太郎 文

山村浩二 絵

文溪堂 ¥1404

5月5日の絵本ライブにご登場いただく、ことば遊びの達人、内田麟太郎さんの新刊が出ました。

「かける」という言葉を巧みに使って、お話はこんな具合に進んでいきます。「おおかみはかける、うまはかける、かけにかける、むちゅうでかける…」。オオカミに追いかけられて夢中で逃げるウシ。いったいどうなるのかな? 驚きの展開(?)お楽しみに!

 

絵本/4〜5歳から

いっぺんやってみたかってん

はっとりひろき 作、絵

講談社 ¥1404

今日は雨降り。だから公園には子どもたちの姿はありません。静かかな、と思ったらどこからか声が聞こえてきます。「なーなーぶらんこくん、いっぺんやってみたかってん」。えっ、だれもいないのに、いったい誰の声なのでしょうか? それはね…。岐阜県出身の作家さんのデビュー作です。

 

読み物/小学低学年から

コクルおばあさんとねこ

F. ピアス 作

A. メイトランド 絵

前田三恵子 訳

徳間書店 ¥1404

コクルおばあさんはロンドンの街角の風船売り。アパートの一番上の階で黒猫のピーターと仲良く暮らしておりました。そのピーターがおばあさんの家からいなくなってしまい、心配したおばあさんはすっかりやせ細ってしまいました。風が強いある日のこと、風船をたくさん持ったおばあさんは空に舞い上がってしまい…。さて、いったいどうなるのかな?

 

読み物/小学高学年から

水色の不思議

斎藤 洋 作

森田みちよ 絵

静山社 ¥1404

名前は知らないが、なぜかわたしの目の前によく現れるひとりの美少女。彼女が現れると、なぜか私の周りでは不思議なことが起きる。ほら、今日も電車の中で彼女とばったり。そして、やはり奇妙なことが…。お話の名手、斉藤洋が送る世にも奇妙なお話の数々。ものすごく怖いわけじゃないけれど、背筋がスーッと…。

 


新しく出た本 2018年3月


絵本/1〜2歳から

かぜビューン

tupera tupera 作、絵

学研 ¥1026

春は風の強い日が多いですよね。風がビューンと吹いたら、タンポポの綿毛、ライオンのたてがみ、バッチリ決めたリーゼントなどなど、さてどうなっちゃうのかな?それはね、この絵本のめくりしかけを開いてみると…。ワオー!人気絵本作家tupera tuperaさんの新作。大ウケ間違いなしです。

 

絵本/3〜4歳から

はるのごほうび

内田麟太郎 作

村上康成 絵

すずき出版 ¥1404

のどかな春うららかな空に何かが浮かんでいます。あれ?ぶたさんです。おやおや、ネコさんも、カエルさんも、何だか気持ち良さそうにぷかぷか浮かんでいます。いったいどうしてうかんでいるのかな?それはね…。ほんわかした春の空気にふさわしいゆるい絵本。何ともいえない内田麟太郎ナンセンスを楽しみたい方は、5月5日のおおきな木イベントにお越しください。

 

絵本/3〜4歳から

おべんとうしろくま

柴田ケイコ 作、絵

PHP研究所 ¥1404

食べることが大好きで、今までもいろんな食べ物に潜り込んで来たしろくまくん。今度はなんとお弁当の中に潜り込んじゃいます。おにぎりの中身になったり、オムライスの中に挟まれたり…。なんだか楽しそう。あなたならどれがいい?なんともゆる~いしろくまくんに癒されます。

 

絵本/小学低学年から

黄金りゅうと天女

竹田 昇 文

赤羽末吉 絵

BL出版 ¥1512

昔々、那覇に住む身分の違う男女が恋に落ちましたが、結婚も叶わず途方にくれておりました。ある晩二人は慶良間(けらま)の方へ渡れ、と夢の中で天女に告げられます。浜に行くと一艘の小舟があり、二人はそれに乗り、慶留間(げるま)島にたどりつきます。そこで子どもにも恵まれ、幸せに暮らしていたのですが…。沖縄の昔話で、1974年に出版された絵本の復刊です。

 

絵本/4~5歳から

ママはしらないの?

ふくだいわお 作、絵

光村教育図書 ¥1296

僕がご飯食べながら話していると、早く食べなさいって叱るけど、僕の知っていることママに教えたいんだよ。お風呂で遊んでると早く出なさいって叱るけど、僕、お風呂の中にもぐって10数えられるんだよ、それからね…。下の子が生まれ、忙しいママに構ってもらえないお兄ちゃんの切ない気持ちを描いた絵本です。なんだかほろり、とします。

 

 

読み物/中学生から

かならずお返事書くからね

C. アリフィレンカ、M. ギャング 著

J. ウェルチ 編

大浦千鶴子 訳

PHP研究所 ¥1728

アメリカに住むごく普通の女の子ケイトリンは、学校の授業でアフリカの男の子と文通を始めます。最初は軽い気持ちでやりとりをしていたのですが、そのうちこの文通は二人の人生を変えるようなものとなっていくのです。会ったこともない二人が心を通わせ周りを巻き込み、困難を乗り越えていく姿には心打たれるものがあります。深い慈しみの心に満ちた感動の実話です。

 

 


新しく出た本 2018年2月


絵本/4〜5歳から

もうちょっと もうちょっと

きむらゆういち 作

高畠 純 絵

福音館書店 ¥1296

りんごの木からコブタのそばにりんごがポトン。大喜びのコブタでしたが、りんごはコロコロ転がって岩のすき間に入り込んでしまいました。手を伸ばしてみましたが、あとちょっとのところでりんごはさらに奥へ。その後、サルやキツネがやってきてりんごを取ろうとするのですが、なかなか取れません。さあ、りんごはどうなるのかな?

 

絵本/4〜5歳から

はるのワンピースをつくりに

石井睦美 文

布川愛子 絵

ブロンズ新社 ¥1404

春の陽気に誘われて、うさぎのさきちゃんはきつねのミコさんのお店へ新しいワンピースを作りに行きました。ミコさんは、さきちゃんといろいろお話をしながらワンピースのデザインを決めていきます。そして、出来上がったのは…。ワンピース、春の花、可愛いボタン、レースにリボン、女の子の好きがいっぱいつまった絵本です。

 

絵本/4〜5歳から

おおきくなったら きみななんになる?

藤本ともひこ 文

村上康成 絵

講談社 ¥1512

この絵本の文章は、作者の藤本さんが毎年卒園式で子どもたちに語りかけた言葉だそうです。大きくなったら何になりたいかいろいろ考え始めた子どもたちへ、まずいろんなことをやってみよう、と語りかけています。急いで何か決めなくてもいいんだよ、と優しく暖かく送るエールです。

 

読み物/小学低学年から

大どろぼうジャム・パン

内田麟太郎 作

藤本ともひこ 絵

文研出版 ¥1296

大どろぼうジャム・パンの元に一本の電話が。電話の主は警視総監。えっ?警視総監と泥棒が知り合い? その謎は本を読んでのお楽しみ。警視総監からの依頼は、山奥の村で兵隊ロボットが暴れているので何とかしてほしいとのこと。そのロボットはどんな武器も歯が立たない材料で作られているのです。大ピンチのジャムくん! さあ、どうするどうする?

 

読み物/小学中学年から

ルソンバンの大奇術

牡丹靖佳 作、絵

福音館書店 ¥1620

ルソンバンはかつて大劇場でマジックを披露する奇術師でした。しかし、ある大失敗をきっかけに表舞台から姿を消していました。もう大マジックはやるまい、と思っていたルソンバンでしたが、ひょんなことから市長さんのパーティで再び大マジックをやるはめに。ルソンバンは無事マジックを披露できるでしょうか。ちょっと不思議な物語です。

 

 

絵本/4〜5歳から

はるのくさばなあそび

大久保茂徳 監修

佐野高太郎 写真

ひさかたチャイルド ¥1404

まだ寒い日々が続いていますが、あともう少しで春がやってきます。春になると野の花がいろいろ咲いてうきうきしますよね。子どものころにレンゲやシロツメクサで花輪を作ったりして遊んだ方も多いのでは? この本では草花を使ったいろいろな遊びを紹介しています。この春はお子さんといっしょに草花遊びしてみませんか?

 

 


新しく出た本 2018年1月


絵本/4〜5歳から

ともだちのやくそく

中川ひろたか 作

ひろかわさえこ 絵

アリス館 ¥1512

ワニのかいは、ウサギのうーのことが大好き。うーに会いたくて、手紙を書くことに。公園でいっしょに遊ぼう、と書いて、日にちは第三候補まで出したのに、返事がなかなか来ない。どうしたのかな…。かいとうーは無事いっしょに遊ぶことができるのでしょうか?友だちと会うどきどきの初々しい気持ちを描いた絵本です。

 

絵本/小学低学年から

もしも月でくらしたら

山本省三 作、絵

WAVE出版 ¥1404

あなたは月で暮らしてみたいですか?ひょっとしたら、そう遠くない将来、人類は月に移住することになるかもしれません。その時のために月での暮らしをこの絵本でシミュレーションしてみませんか?この絵本の主人公はお父さんの仕事の関係で一か月間月に住むことに。さて、空気は?食べ物は?水は?気になったあなたはぜひ読んでみてください。

 

絵本/4~5歳から

北極サーカス

庄野ナホコ 作、絵

講談社 ¥1620

ある日、かもめが空からすてきなお知らせを運んで来ました。遠い氷の国からサーカスがやってくるのです。クジラに引かれた、大きな氷の上に張られたサーカスのテント。夢のような白いサーカスが始まります。なんとも幻想的で美しい絵にうっとり。こんなサーカス、ぜひ行ってみたいなあ。

 

絵本/小学低学年から

きくち駄菓子屋

かさいまり 文

しのとうこ 絵

アリス館 ¥1296

ぼくはお母さんと二人でおばあちゃんの暮らす遠い町へ引っ越して来た。元々社交的ではないぼくは、クラスになかなか馴染めず、寂しい毎日を送っていた。そんな時、出会ったのは古い駄菓子屋のおじいちゃんだった…。少し偏屈な老人と引っ込み思案な少年の心の交流を描いた暖かいお話です。

 

絵本/小学中学年から

子ぶたのトリュフ

H. ピータース 文

E. スノードン  絵

もりうちすみこ 訳

さ・え・ら書房 ¥1512

ジャスミンのお母さんは家畜専門の獣医さん。ある日、近所の農家で牛のお産の手伝いに呼ばれ、ジャスミンもついていくことに。その農家では豚も飼っていて、豚もお産を終えたところでした。11匹子ブタがいると言われ、ジャスミンが見にいくと、なんともう1匹小さな子ブタが…。ジャスミンはその子ブタを自分で飼うと決心し…。無事育てることができるのでしょうか?

 

絵本/小学高学年から

ピアノをきかせて

小俣麦穂 作

講談社 ¥1512

響音は小学五年生。姉の千弦は中1でピアノがとても上手。お母さんといっしょにいつもレッスンやコンクールにあけくれています。響音は姉のピアノが大好きだけれど、ここのところ音に前のような暖かさが感じられないような気がするのです。いったい何があったのだろう。どうしたら以前の暖かい音色が取り戻せるのかな?姉妹を中心に描くヒューマンストーリーをお楽しみください。


新しく出た本 2017年12月


絵本/4〜5歳から

ぼくのともだちカニやまさん

ニシワキタダシ 作、絵

PHP研究所 ¥1404

ある日、ぼくが道を歩いていると、急にカニみたいな人が現れて、「友だちになってください」と言ってきたんだ。「急には無理だよ」と言うとその人は、「困ったことがあったら言ってください」と言うので「お腹が空いた」と言うと、手からいきなり光線を出して…。なんともゆるいユーモア絵本です。

絵本/4〜5歳から

おもちのかみさま

かとうまふみ 作、絵

佼成出版社 ¥1404

昔、ある家の台所で見つけられたおもち。いくら焼いてもふくらむことなくちっとも柔らかくなりません。おもちは捨てられてしまったけど、すっくと立ち上がり旅に出ました。いく先々でいろいろな人がおもちを焼こうとしますがちっとも焼けません。おもちは修行を重ね、おもちの神様になろうとしますが…。さて、どうなるかな?

 

絵本/4〜5歳から

灰屋灰次郎 灰はございー

飯野和好 作、絵

アリス館 ¥1512

灰屋とは江戸時代にあった商売で、家で出た灰を買い取るのが仕事でした。昔の家では、煮炊きもお風呂も薪を使っていたので灰がたくさん出たのです。この絵本は江戸の長屋が舞台。威勢の良い掛け声や、人情溢れる会話が聞こえてくるようです。ちょっと昔にタイムスリップして、江戸時代の人になりきって読んでみるのも面白そうです。

 

絵本/小学低学年から

こめとぎゆうれいのよねこさん

えばたえり 作

小林ゆたか 絵

BL出版 ¥1404

ある日、僕の家に幽霊がやってきてこう言った。「明日の米といだか?」お母さんが「まだです」と言うと、幽霊はお米を研ぎ始めた。そして、それからなぜか毎日幽霊はやってきて、僕の家でお米を研ぐのだ。だから、僕の家は毎日ご飯ばかり。たまにはラーメンとか食べたいのにな。ちょっと変わった幽霊のお話です。

 

絵本/4〜5歳から

オレ、カエルやめるや

D. ペティ 文

M. ボルト 絵

こばやしけんたろう 訳

マイクロマガジン社 ¥1728

子ガエルはカエル以外の何かになりたい、と考えました。だって、カエルはぬれてるし、なんかヌルヌルするし、虫ばっかり食べるし、なんだかそんなのやだなって思ってしまったのです。でも、カエルは他の何かになれるのかな? 自分は自分でいいんだ、とユーモアを交えて教えてくれる絵本です。

 

絵本/小学中学年から

古事記

富安陽子 文

山村浩二 絵

偕成社 ¥1728

古事記は現存する日本最古の歴史書です。ヤマタノオロチの話、いなばのしろうさぎの話など有名なお話は知っている人も多いと思います。この本では、古事記の上巻に納められた神話を分かりやすく書き直しています。迫力満点の絵も魅力的。人間臭い神様たちの物語をお楽しみください。


新しく出た本 2017年11月


絵本/3〜4歳から

ノラネコぐんだん アイスのくに

工藤ノリコ 作、絵

白泉社 ¥1296

ワルかわいい、と大人気のノラネコ軍団シリーズに新作が出ました。ワンワンちゃんは今度はアイスクリームパーラーを始めました。そして、やっぱりノラネコ軍団が覗いていますよ。そして、アイス工場からアイスを運んできた空き容器に入り込んで、アイスクリーム工場に潜入したノラネコたちは…。もちろんいつものようなオチはありますが、今回はちょっと違う展開も?!

 

絵本/4〜5歳から

おでんもおんせん

川北亮司 作

飯野和好 絵

くもん出版 ¥1296

ここは湯の国。ひとっ風呂浴びようと、おでんたちが集まるちょっとひなびた温泉はなかなかいい感じ。すっかりいい気分で早口ことばも飛び出します。「なまたこ、なまあげ、なまがんも」「ゆでだこ、ゆであげ、ゆでがんも」なんていう具合です。声に出して楽しんでください。飯野さんの絵も最高!

 

絵本/4〜5歳から

おなかのなかで

島野 雫 作、絵

教育画劇 ¥1404

ある日、きつねは池のほとりで、かもをぱくりと飲み込みました。やれやれ満腹、と思ったその瞬間、今度はきつねが大きな魚にぱくり、と飲み込まれてしまいました。大きな魚の暗い暗いお腹の中に囚われてしまったきつねは、すっかりこわくなってしまい…。ここからが意外な展開でびっくりなのです。ぜひ、ご一読ください。

 

絵本/4〜5歳から

おさかなどろぼう

いしいひろし 作、絵

PHP研究所 ¥1404

ねこのトラは、お腹が空くといつも誰かのお魚をこっそり盗んで食べることにしていました。今日の狙いはクマさんが買ったお魚。盗んでやろうと後をつけます。家に帰れば手を洗うはず。その時がチャンス! でも、クマさん家に帰っても手を洗おうとしません。そこでトラは一計を案じます。クマさんとトラのやりとりが楽しいユーモア絵本です。

絵本/小学低学年から

イマジン

J. レノン 詩

J. ジュリアン 絵

Y. O. レノン 序文

岩崎夏海 訳

岩崎書店 ¥1836

ジョン・レノンが平和への願いを込めて歌ったイマジン。国という概念、持つ者と持たざる者、人を分け隔てるあらゆる考えを捨て、みんなが平等に生きる社会。実現するのは難しいとは思うけれど、愛と平和をいつも心の中に置いて生きて行くことは誰にでもできそう。ジョンの思いを絵に表したこの絵本を多くの方に読んで欲しいです。

 

読み物/小学高学年から

青(ハル)がやってきた

まはら三桃 作

田中寛崇 絵

 

偕成社 ¥972

青、と書いてハルと読む名を持つ主人公は、各地を転々とするサーカス団の団長の子ども。鹿児島、福岡、大阪などなど日本のあらゆる所の小学校にほんの数ヶ月づつ転校するのです。そして、転校先の小学校でちょっと不思議なできごとを起こしていくのです。転校にすっかり慣れているハルの堂々としたふるまいが清々しさを感じさせてくれます。


新しく出た本 2017年10月


絵本/1〜2歳から

パンダおやこたいそう

いりやまさとし 作、絵

 

講談社 ¥1080

上野動物園ではパンダに赤ちゃんが産まれ、かわいい映像を時々見かけますね。だからというワケではないでしょうが、大人気の『パンダたいそう』シリーズの第三弾『おやこたいそう』の登場です。絵本のパンダ親子と一緒にいろいろな体操が楽しめますよ。簡単な体操ばかりなので、ぜひ親子のスキンシップにお役立てください。お父さんにもぴったり!

 

絵本/3〜4歳から

こねてのばして

ヨシタケシンスケ 作、絵

 ブロンズ新社 ¥1058

 

朝が来て、起きて着替えて用意して、それでは今日も始めます! 男の子は何かをこねています。こねては伸ばし、つついたり、つまんだり、箱に詰め込んで、放っておくと、どんどんふくらんで…。さて、男の子はいったいナニをこねて、ナニができあがるのか、な~んてことは抜きにして、親子でこねこねごっこして遊んじゃいましょ! 大人気ヨシタケさんの新刊です。

 

絵本/4〜5歳から

かものはしくんのわすれもの

かないずみ さちこ 作、絵

 大日本図書 ¥1404

 今日はかものはしくんのおばあちゃんのお誕生日。オシャレをして、プレゼント持って、おばあちゃんの家に向かったかものはしくん。途中でいろいろな所に寄り道するたびに何かを忘れてしまうかものはしくん。しまいには驚くべき姿に。さて、無事にプレゼント届けられるかな? とぼけた絵が魅力の絵本です。

 

絵本/4〜5歳から

オニのサラリーマン

しゅっちょうはつらいよ

富安陽子 文

大島妙子 絵

 福音館書店 ¥1512

 『オニのサラリーマン』の第二弾の登場です。今回は主人公オニガワラケンの出張のお話。年に一度の神様サミットのお手伝いを命じられ、ぎゅうぎゅう詰めの飛行機に乗り、出雲までいざ出発。出雲ではどんな仕事が待っているのかな? サラリーマンの悲哀が詰まった異色の絵本。お父さんにもオススメです。

 

絵本/4〜5歳から

 

おならまんざい

長谷川義史 作、絵

小学館 ¥1404

 

いも食ったら、おならが出た。すると、なんとそのおならがしゃべった!「ぼくと漫才せえへん?」。えっ!おならと漫才? そんなことできるのかな? コンビ名は「ラッキーこいたでてきた」に決まり。おならの音をネタに漫才を始めてみると…。前代未聞のおなら絵本。ガハハと笑ってスカッとしましょう。くだらなすぎる絵本(笑)の登場です!

 

読み物/小学高学年から

つくえの下のとおい国

石井睦美 作

にしざかひろみ 絵

講談社 ¥1512

マナとリオ姉妹のおじいちゃんの家には古くて立派な机がありました。その机の下で遊ぶのが二人は大好きでした。ある日いつものように二人で遊んでいると、どこからか不思議な声がしました。なんと、その机は「トホウ・モナイ国」と繋がっていたのでした。そして、姉妹の大冒険が始まるのでした。どこか懐かしさを感じる上質なファンタジーです。


新しく出た本 2017年9月


絵本/3〜4歳から

ねこのピート

だいすきなおやすみえほん

キムバリー & J. ディーン 作

大友 剛 訳

長谷川義史 文字画

ひさかたチャイルド ¥1404

ねこのピートは海で友だちと遊んでいます。サーフィンかなりさいこう! でも夕方になって…。遊び足りないピートはみんなを自分の家へ誘います。音楽やったり、お絵かきしたり、さて寝る時間となったのですが…。大人気シリーズの第4弾。かなりさいこう!

絵本/4〜5歳から

ふしぎなのりものずかん

斉藤 洋 作

田中六大 絵

講談社 ¥1512

昔話などにはけっこうふしぎな乗り物出てきますよね。孫悟空の筋斗雲や、シンデレラのかぼちゃの馬車、空飛ぶじゅうたん、なんていうものもありましたね。そんな乗り物を集めたのがこの絵本。シルエットクイズ、迷路、間違い探し、などなど、ゆかいなお楽しみが満載です。

絵本/4〜5歳から

あのときのカレーライス

きむらゆういち 作

伊藤秀男 絵

講談社 ¥1620

ある所に大金持ちの男がおりました。男は昔は貧乏でしたが、がむしゃらに働き財を成したのでした。美味しいものも食べ尽くした男の脳裏に浮かぶのはなぜか貧乏な頃に食べたカレーライス。一流シェフに作らせてもその味は出ず、ついに男はそのカレーを探しに一人旅に出るのですが…。本当の幸せは何かを問う、心に響く絵本です。

読み物/小学中学年から

妖怪一家のハロウィン

富安陽子 作

山村浩二 絵

理論社 ¥1404

化野原団地にひっそり暮らす妖怪の九十九さん一家。なんと、その一家にドイツから狼男と魔女のご夫婦が訪ねてくることに。妖怪と人間の共生を目指すための国際交流が始まる素晴らしい一夜となるはずだったのですが、とんでもないハプニングが! 楽しい妖怪一家シリーズの新作登場です。

読み物/小学低学年から

アイスクリームが溶けてしまう前に

小沢健二と日米恐怖学会

福音館書店 ¥1512

この本の著者は言わずと知れたミュージシャン「オザケン」です。日本では大人の仮装大会みたいになっているハロウィンですが、アメリカでは家族で楽しむイベントのようです。アメリカに住んでいたオザケンはそんな本場のハロウィンの様子を楽しく伝えてくれています。ハロウィンの歴史もわかりやすく書かれています。親子で読んでみてはいかが?

ノンフィクション/大人向け

荒俣宏妖怪探偵団

ニッポン見聞録 東北編

荒俣宏、荻野慎諧、峰守ひろかす 著

学研 ¥1728

妖怪好きの大人と言っても、もちろんただの大人にはあらず。博物学者、古生物学者、妖怪小説家の3人が妖怪伝説を追って東北を旅します。カッパのミイラや、天狗の歯、などなど様々な遺物(?)を見ながら、様々な考察をしていくドキュメンタリー。知の巨人荒俣氏の鋭い解説が興味深く読み手を引きつけます