新型コロナってそんなに怖い病気なの?

 またまたまたまた「まん防(まん延防止等重点措置)」が出てしまいました。今年に入ってからオミクロン株による感染者がうなぎ上りで心配していましたが、やはり出てしまいました。新型コロナの話は何度も書いているので、もういい加減にしたいのですが、書かずにいられないので、今回もまたコロナです。

 新型コロナ騒動が起き始めて2年が経ち、今までに何度もまん防や緊急事態宣言などが出ましたが、その効果ってどれほどあったんでしょうね。それなのに、そのせいで人の動きは止まり、企業の倒産や事業縮小が止まらず、店舗の廃業も相次いで、失業者は増えるばかりです。あたかも飲食店や酒の提供が感染に結びついているかのごとくですが、居酒屋クラスターって話はあまり耳にしませんけどね。それに、まん防によって打撃を受けるのは飲食店だけではありません。観光業、イベント業、みんな辛い思いをしています。1月23日に当店で行われた「新春恒例さんしろう絵本ライブ」も、ご予約をいただいていたお客様が100名ほどあったんですが、キャンセルが相次ぎ、60名ほどに減ってしまいました。ライブをサポートしてくれている2人のミュージシャンたちもまん防のせいで軒並み仕事がキャンセルになっていると嘆いてました。重点措置がどれだけ人を苦しめているのか分かっていただきたいです。

 これまた何度も同じことを言っているんですが、そもそも新型コロナ感染症ってそんなに恐ろしい病気なのでしょうか。今流行のオミクロン株は確かに感染力は強いと言わざるを得ませんが、重症化する人はほとんどいないんですよね。それどころか、ほとんどが無症状。無症状の人から感染する確率はすごく低いとのことですが、検査で陽性になったからというだけで感染者にされてしまいます。厚労省もWHO(世界保健機関)も「検査で陽性=感染者」ではないということを言っているのに、毎日、新聞やテレビで報告されている数字は、何もかも含めた数字です。そして、感染者の数は言っても、検査数は言わない。どうして?

 今や、マスクをしていようがこまめに消毒をしていようが、かかるときにはかかる病気だということが分かってきましたが、かかると面倒なのが怖いです。1人感染者が出ると、家族や会食をしていた人たちが濃厚接触者に認定される。すると自宅から出られなくなり、さらに検査で陽性となると療養施設という名のホテルの一室に2週間閉じ込められる。想像しただけで気が狂いそうです。家族みんなピンピンしているのに、幼い子どもとも引き離されてしまっている人もいます。そして当然の如く長期にわたって仕事もできなくなるんです。とんでもない人権問題だと思われませんか?

 それに自粛要請がされると人の心がすさみます。みんなで我慢しようという社会は「監視社会」になっていきます。田舎の小さなコミュニティでは、感染者が転居せざるを得なくなったり、自殺に追い込まれた人もいると聞きました。今まで、インフルエンザにかかったからといってこんな目にあった人はいたでしょうか。ほんと怖いのは、病気よりも人の心です。

 ワクチンの効果もどうだったんでしょうかね。この騒動を早く収束させたいとの思いで、今までインフルエンザワクチンすら打ったことなかった僕もいち早く打ちましたが、結局、今このざまです。3回目を打ってもまた同じ繰り返しになっていくんじゃないでしょうか。見事に騙されていた。今そんな気持ちです。

おおきな木 杉山三四郎